市民の皆さんが納めた税金などが、どのように使われているかをお知らせします。
今回は令和4年度決算の概要、健全化判断比率の状況、令和5年度上半期予算執行状況などを公表します。
◆令和4年度決算の概要
・歳入
・歳出
一般会計の歳入決算額は215億79万円で前年度比2.5%の減、歳出決算額は205億4,942万円で前年度比0.2%の減となりました。前年度比較での主な増減要因は、令和3年度に新型コロナウイルス感染症対策として、国の施策により実施した、子育て世帯や住民税非課税世帯などへの給付金が約8億3千万円の減額、また、令和4年12月に供用を開始した広域火葬場整備事業が約5億2千万円の増額、令和5年4月に開館した市立図書館整備事業が約3億4千万円の増額となりました。
市税は、固定資産税・償却資産の大幅な減額により、市税全体では約6千万円の減額となりました。
令和4年度に市民の皆さん1人あたりに使われたお金は、494,738円でした。
※歳出決算額÷41,536人
(住民基本台帳人口 令和5年3月31日現在)
○用語解説
◇一般会計の基金(貯金)残高推移
(1)財政調整基金
(2)その他の基金(単位:億円)
市の貯金である基金の残高は、前年度の37億円から5億6千万円増の42億6千万円となりました。このうち、財政調整基金は、前年度決算剰余金の2分の1以上の6億3千万円を積み立てましたが、図書館整備事業や広域火葬場整備事業などの財源として4億5千万円を取り崩し、26億8千万円となりました。
◇一般会計の市債(借入金)残高推移
(1)臨時財政対策債
(2)臨時財政対策債以外(単位:億円)
市の借入金の残高は、広域火葬場整備事業などの財源としたことにより、前年度の155億4千万円から5千万円増の155億9千万円となりました。市債は臨時財政対策債などを除き、将来に渡り便益を受けることとなる道路や建物の整備費などを借り入れ、その支払を分割させることで、現世代と後世代の住民とで負担を公平化させる役割を担っています。
◇全ての会計
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