◆瑞宝小綬章(防衛功労)
菅谷 毅一郎さん(青木)
功績:昭和49年3月に防衛大学校(航空工学専攻)を卒業後、航空自衛隊員として入隊し、卓越した識見と豊富な知識・経験をもとに、積極的に職務を実施するとともに、部隊などの長および幕僚として、防空体制の充実強化、隊員の育成に努め、部隊の精強化に尽力されました。
また、高蔵寺分屯基地司令として、広報行事を通じて地域住民との交流を推進・増進し、基地基盤の維持安定に努めるなど、航空自衛隊の任務遂行および充実発展に寄与されました。
平成19年に退職されるまでの間、補給本部第4部長・空将補を歴任し、基地防空などの整備や補給関連業務の指導監督を行い、後方支援の円滑な実施に貢献されました。
◆瑞宝双光章(看護業務功労)
髙橋 凉子さん(西大和田)
功績:平成2年8月に社会福祉法人さつき会 特別養護老人ホームつつじ苑看護課係長として奉職し、入所者の健康管理と看護職員の育成に尽力されました。平成16年に看護課長へ就任し、協力病院と連携して、つつじ苑内に「感染症対策委員会」を立ち上げ、自ら委員長として介護職員などと協働でさまざまな感染対策を講じ、常に同僚や入所者家族の心の支えとなりました。現在はアドバイザーの立場から、後進の育成に努め、新型コロナウイルス感染症などから入所者を守る役割を担っています。
平成21年には第二種衛生管理者を取得し、産業医を補佐するだけでなく、介護職員の腰痛防止やメンタルヘルスの相談に応じ、職員の健康保持増進に貢献されました。
◆瑞宝双光章(消防功労)
五月女 正巳さん(亀沢)
功績:昭和53年4月に富津市に消防士として奉職し、幾多の災害において常に第一線に立ち、市民の生命・身体・財産を災害から守るとともに、市民への防火思想の普及に貢献されました。
また、平成3年に制度化された救急救命士の資格を富津市消防本部で初めて取得し、多くの知識を職員へ伝えるとともに、現場活動を遅滞なく行えるよう努め、その姿に感銘を受け、自ら資格取得を希望する職員が出るなど、職員全体の技術力と意識向上に寄与されました。
平成30年に退職するまでの間、消防署長・消防長を歴任し、強い責任感と決断力により、消防行政に尽力されました。
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