令和4年度に実施した主な事業は次のとおりです。そのほか、令和4年4月1日に市制20周年を迎え、小・中学生15人の運営委員による「市制20周年記念セレモニー」など、市民の皆さまと心をひとつにして祝う事業を行いました。
■福祉のまちの景色
▽放課後児童健全育成の充実
就労などで保護者が日中不在となる小学校就学児童の健やかな成長のため、富里小学校及び七栄小学校に新設の学童クラブを開所しました。
▽地域包括支援センターの運営
中部地域包括支援センターの担当圏域を東西に2分割し、委託型地域包括支援センターを3箇所から4箇所に増設しました。
■都市基盤の景色
▽地域に合った公共交通体系づくり
充実した市民生活における移動手段を確保するため、さとバスをデマンド交通に転換するとともに、デマンド交通の大幅な拡充を実施しました。
▽成田空港アクセス強化
東関東自動車道酒々井インターチェンジから成田空港方面への渋滞緩和対策として、富里中央公園付近の交差点に右折レーンを設置しました。
■安心・安全なまちの景色
▽通学路の安全対策
児童、生徒の安心・安全な通学に資するため、通学路の危険箇所において外側線の引き直しやグリーンベルトの設置、「通学路」表記の路面標示を設置しました。
▽消防力の安定的な維持
消防力を安定的に維持していくため、操作性や効率性・火災防御力に優れた災害対応特殊化学ポンプ車導入や消防団第19分団の車両を更新しました。
■産業のまちの景色
▽農業振興と経営の安定化に向けた取組
園芸産地の生産力強化のため、規模拡大に必要な省力化機械等の導入や、高収量・高品質を実現するための施設整備を支援しました。
▽観光・交流づくり
匝瑳・東京駅間を運行する高速バスに、令和4年6月にオープンした市内初の観光・交流拠点施設「末廣農場」や特産品の「すいか」、日本有数の生産量を誇る「にんじん」をアピールするデザインをラッピングし、富里をPRしました。
■自然・生活環境の景色
▽分別収集・資源化の推進
市民の利便性の向上と可燃ごみの減量や資源化の推進を目的に、紙類・布類をごみ収集場所で収集しました。
▽森林の再生と保全
森林の有する多面的機能が発揮された森林の促進のため、市独自の森林再生プランに基づく森林環境整備や木材利用推進補助金の交付などを行いました。
→詳しくはP10へ
■教育のまちの景色
▽情報・芸術・文化の発信拠点づくり
市立図書館の新たな愛称を「とみらいテラス」とし、新たな学びや活動への動機づけ、様々な人々の交流などの促進のため、市民ギャラリーや親子読書支援コンシェルジュの設置などに取り組みました。
▽ICTを活用した教育の環境整備
公正に個別最適化された学びを進めていくため、GIGAスクール構想に対応可能なインターネット環境整備などを行いました。
■連携と交流のまちの景色
▽ファンクラブの創設
応援していただけるファンを獲得することで、ファンと行政が一体となった魅力あるまちづくりにつなげる『とみさとファンクラブ』を創設しました。
▽市民活動サポートセンターの充実・強化
まちづくりコーディネーターが実施する団体取材の機会を積極的に設けるとともに、各種オンライン研修などへの参加を支援し、資質の向上を図りました。
■行政経営の景色
▽職員のスキルアップ
職員向け各種研修の機会を設けることで、職員の職務遂行能力を向上させ、良質な市民サービスの提供につなげました。
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