■高齢者に多い消費者トラブル 実家に帰省したら確認を!
年末年始に久しぶりに実家などに帰省する人は、身近な高齢者が消費者トラブルに遭っていないか確認しましょう。
▽事例
・裁判の通知はがきが届き連絡したら、弁護士から取り下げ費用を請求されてしまった。
・契約先の関連会社と偽られて、別会社と光回線の契約をしてしまった。
・訪問され契約した塗装工事の解約を申し出たら断られた。
・説明をよく理解せずにスマートフォンとタブレットを契約し、高額な請求を受けた。
・認知症の高齢者がリフォーム工事や布団など、次々と契約させられ生活に困っている。
・被災地の漁師を名乗る男性からの電話で、魚介類を購入してしまった。
▽高齢者のトラブルの特徴
・情報通信関連の相談が非常に多い。
・高齢になるにつれ、訪問販売や電話勧誘販売の相談が増加している。
▽アドバイス
・消費者トラブルは人ごとではありません。自分は大丈夫と思い込まず、日頃からいろいろな消費者トラブルについて知っておきましょう。
・消費者トラブルを防ぐには、周囲の方による見守りも非常に大切です。
・不安に思った場合やトラブルになった場合は、消費生活センターなどに相談してください。
▽消費生活センター
日時:月~金曜日(祝日、年末年始を除く) 9:30~12:00/13:00~16:00
場所:市役所分庁舎2階(商工観光課脇)
その他:地域や団体などの希望に応じて、消費生活相談員を無料で派遣し、トラブルを未然に防止するための講座などを開催しています。
問合せ:消費生活センター
【電話】93-5348
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