市民の皆さまに、「広報とみさと」を通じて、市政運営に関する進捗などについてお伝えします。
富里市長 五十嵐博文
(1)成田国際空港アクセス道路の整備へ
国道296号「富里中央公園前」交差点から県道八日市場佐倉線を結び、空港の南西地域へ通じる空港へのアクセス道路とする広域幹線道路の整備について、千葉県知事との意見交換会をはじめとした様々な機会において要望活動を実施してまいりましたが、令和6年8月23日に千葉県、NAA及び空港周辺9市町で構成する成田空港周辺道路検討会において、「成田空港周辺における道路整備計画(案)」が発表され、本要望路線は、千葉県が県道バイパスとして事業主体となり、事業化に向けた調査に着手することが決定いたしました。
この決定は、更なる発展への大きな力となるばかりか、酒々井インター周辺市町にとっても空港との関係が深まるなど効果が期待されることから、千葉県とのより一層の連携を図り、早期完成に向けて取り組んでまいります。
(2)都市計画道路3・4・20号成田七栄線の整備
当該道路は、国道409号と国道51号を結ぶ主要幹線道路として、日量1万台を超える交通量を抱えており、早期の整備が求められていることから、歩行者等の安全確保と災害時における必要物資運搬等の円滑化を図ることを目的に、令和8年度末の完成を目指して工事を加速してまいります。
(3)新たな企業立地の受皿の創出
成田国際空港の機能強化を見据えた流通業務施設や工場施設など、新たな受皿となる建築可能区域が、令和6年6月18日付けで千葉県から指定されました。
これは、富里市が千葉県へ強く要望して実現した市街化調整区域の規制緩和となる都市計画法第34条第12号に基づく千葉県条例が改正されたことを受けたもので、千葉県内初の区域指定となります。今後、本市の都市計画マスタープランに描いた将来都市像を目指し、早期の企業誘致に向け取り組んでまいります。
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