■令和5年度に実施した主な事業
▽福祉のまちの景色
◎子育て支援の充実
より専門的な知識に基づく相談や適切な支援を迅速に実施するため、子ども家庭総合支援拠点を強化しました。また、医療費の助成対象者を高校生等に拡充、小・中学校への入学時に「入学お祝い金」を支給しました。
◎健康なからだづくりの推進
筋力トレーニング教室の開催や子どもの歯科健診時とあわせた父母の歯科健診、栄養推進活動として、地区保健推進員と連携して「減塩レシピ」を紹介するなど、健康意識の醸成を図りました。
▽安心・安全なまちの景色
◎災害対策の強化
自主防災組織などと連携した階層ごとの防災訓練や事業者との災害時応援協定の締結、防災におけるフェーズフリーの意識啓発などを推進しました。
◎通学路の安全対策
児童・生徒の安心・安全な通学に資するため、通学路の危険箇所において、グリーンベルトや「通学路」の路面標示を設置するなど、安全対策を実施しました。
▽自然・生活環境の景色
◎森林の再生と保全
多面的機能が発揮される森林の再生促進のため、市独自の森林再生プランに基づく森林環境整備や木材利用推進補助金の交付などを行いました。→詳しくは本紙P8へ
◎地球温暖化対策の推進
住宅用省エネルギー設備等を購入する市民に補助金を交付し、家庭でできる地球温暖化対策の一つとして、温室効果ガス排出量抑制の推進を図りました。
▽連携と交流のまちの景色
◎多文化が共生するまちづくり
相談対応言語の拡充や多様な相談方法への対応など、外国人市民が安心して暮らせるための環境整備を行ったほか、異文化理解・体験に係るイベントを開催し、多文化共生の意識啓発を行いました。
◎ファンクラブの創設
市の魅力情報をホームページやSNSなどを通じて情報を発信。「人から人へ、まちの魅力が広がる好循環」を創り出し、関係人口の拡大や市のイメージアップ、観光・地域経済の活性化を図りました。
▽都市基盤の景色
◎にぎわい拠点づくり
富里インターチェンジに接している七栄新木戸地区において、市の玄関口にふさわしい良好な市街地形成を図るため、都市基盤整備として、土地区画整理事業を行いました。
◎地域にあった公共交通体系づくり
市独自の「デマンド交通(キャロリン号)」を1日あたり200便、365日運行するほか、デマンド交通に親しみを持っていただくため、市民投票で決定したロゴマークを乗降ポイントの標識などに活用し、利用を促進しました。
▽産業のまちの景色
◎企業の誘致・産業の振興
市街化区域における一層の土地利用の促進を図るとともに、市街化調整区域では、企業立地奨励金制度の活用により産業の振興と雇用機会の拡大を図りました。また、市内での創業・事業承継を応援する「創業・事業承継応援補助金」を新たに創設し、地域の活性化を図りました。
◎観光・交流づくり
旧岩崎久彌末廣農場別邸公園と観光・交流拠点施設「末廣農場」を中心に、本市の魅力を発信するイベントを開催しました。また、富里スイカオーナー制度を開催し、富里のすいかをPRしました。
▽教育のまちの景色
◎情報・芸術・文化の発信拠点づくり
とみらいテラスのギャラリーにて、年4回の芸術鑑賞事業、千葉県立美術館の移動美術館や日本大学芸術学部の展示などを行い、あわせて関連書籍を紹介しました。
◎ICTを活用した教育の環境整備
児童・生徒に配備されているタブレット端末をさらに有効活用するため、各小中学校へICT支援員を派遣して、授業の幅の広がりと学力向上に寄与しました。
▽行政経営の景色
◎職員のスキルアップ
専門的な知識の習得につながる研修機会を提供し、多種多様な行政ニーズに対応できる職員の育成に寄与しました。
◎デジタル化の推進
「公共施設予約システム」を新たに中央公民館などに導入したことにより、いつでも予約状況の確認と施設予約が可能となりました。公共施設のWi-Fi環境を整備するなど、デジタル化の推進を図りました。
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