“富里市創業・事業承継応援補助金”を活用して創業された事業者紹介します(2)

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Q　市や商工会からの支援(セミナーや補助金)を使ってみた感想を教えてください
(征)セミナーでは、経営する上で役立つ知識を学ぶことができました。特に、公的データの分析方法や資金繰りについて知ることができて良かったです。また、セミナーを受けたことで、特定創業支援等事業を修了した「証明書」が市から発行されるのですが、それを使うことによって特別な条件で融資を受けられるので、それを活用しました。また、市の補助金があったことも、富里で創業する後押しにもなりました。
(頼)夫がセミナーに参加していたのですが、参加者の中でいろいろと情報交換するなど、業種は異なっても、参加者はやる気にあふれた人ばかりだったので、とても励みになりました。また、補助金を使ったことによって、市の職員にいろいろと相談しやすくなりました。上手くいったときはあまり考えないですけど、何かと上手くいかなかったときに、市からの支援を受けたことで、踏ん張るきっかけにもなりました。

Q　補助金のメリット・デメリット、今後期待したいことはありますか?
(征)国の補助金に比べると手続きが煩雑ではなく、申請から交付決定まで時間があまりかからなかったので助かりました。また、書類を準備するにも商工会の人が間に入ってくださったので、申請もしやすく大きな負担になりませんでした。デメリットをあげるのであれば、申請した年度内に創業～実績報告となるので、スケジュールがかなりタイトでした。セミナーを11月の中旬に修了して、それから補助金の申請、県への許認可の手続きなどもあったので忙しかったです。
今後期待したいことは、これから取り組む事業によっては、補助額の上限を上げるなどがあってもいいのかなと思います。せっかく、富里で創業したので、継続的に応援してもらえるといいですね。また、申請した年度内ではなく、創業に当たって長く時間がかかる場合もあるので、実績報告の時期についてもう少し融通が利くとありがたいです。

Q　どうして富里で開業しようと思ったのですか?
(征)仕事をしていく中で、場所を選ばずチャレンジできる世の中になり、自分の出身地である富里で起業しようと思いました。社会的課題が多いことはチャレンジでもありますが、前向きに取り組んでいきたいと考えています。
(頼)自分の住むまち、自分たちがお世話になるようなまちが元気になって欲しいと思い、開業しようと決めました。

Q　これから創業を目指す人へメッセージをお願いします
(征)走り出してみないと見えないものがあります。走り始める前に、いくら色々調べたり考えたりしても、走らないと見えてこないことがあります。とにかく走り出すことが大事だと思います。
(頼)事業を始めるといろいろあると思います。私たちは、今年の6月を「魔の6月」と呼んでいて、ヘルパーの依頼が全然ない状況がありました。困難なことがあっても、それを乗り越えれば会社として強くなる。創業しているからこそできる経験であって、勤めていた病院では、わからないことだと思います。難しい状況にいるときこそ、自分たちの決意が試される状況にあるのだと。何事も前向きに乗り越えて行ってほしいです。

■他にも富里市創業・事業者承継応援補助金を活用して創業された事業者の人々がいます!
創業した感想など、市公式ホームページで紹介しているのでご覧ください。

■富里市創業・事業承継応援補助金制度
市の産業の復興及び活性化を図るため、市内ではじめて創業及び事業承継を行う人に対して、補助金を交付します。
補助額：一事業者当たり、上限50万円(対象経費の2分の1以内)
※補助金の交付決定前に発生した経費については対象となりません。
申請の方法：補助金の交付を受ける人は、富里市創業・事業承継応援事業計画書に書類を添付して、商工観光課へ申請をしてください。
添付する資料など、詳しくは市公式ホームページをご覧ください。

問合せ：商工観光課
【電話】93-4942