心ひとつに 未来に向かって飛び立つ 躍動の富里
令和6年2月21日、令和6年第1回富里市議会定例会で五十嵐博文市長から施政方針が発表されました。
その中から、主な事業や今後の取組をお伝えします。
現在の社会情勢は、人口減少、少子高齢化の進行や物価高騰など、依然として厳しい状況にある中で、市民生活への支援は最も重要なものと捉え、特に次代を担う子どもたちの子育て環境の充実は強く求められております。
そこで、令和6年度予算では、健康・福祉・教育分野を中心としたチャレンジの画期となる一年のスタートとして、歳入改革を更に強く進める一方で、「とみさと元気なまち宣言」のもと、子どもから高齢者まで全てのニーズに合わせた切れ目ない支援と確実な成果に結びつけることで、市民の皆様の元気につなげてまいります。
富里市長 五十嵐博文
■〔福祉(子育て)〕中学生の学校給食費無償化
これまでの第3子以降の学校給食費無償化に加え、令和6年度から新たな市独自の支援策として、市立中学校に通う全中学生を対象に、恒久的な無償化を実施します。
安全に、おいしく・楽しい学校給食となるよう取り組みます。
■〔福祉(子育て)〕第2子の保育料無償化
認定こども園や保育園に通う0歳から2歳までの園児の保育料は、国の制度により、第2子は半額、第3子以降は無償としていますが、更なる支援の拡充のため、令和6年度から第2子の家庭負担となる半額分を市が負担し、保育料を無償化します。
安心して子育てができる支援体制が構築できるよう、更なる子育て環境の充実に取り組みます。
■〔福祉(子育て)〕公立幼稚園の預かり保育の時間延長
公立・私立の幼稚園では、教育時間の前後や夏期などの長期休業中に預かり保育を実施していますが、保護者のニーズに的確に対応するため、令和6年度から公立幼稚園の預かり保育の時間を更に延長します。このことで、おおむね保育所と同等の時間帯で預かり保育を可能とし、子育て世帯の幼児教育・保育の選択肢を広げるとともに、子育て環境の充実を図ります。
■〔福祉(子育て)〕保育士などの人材確保支援
全国的に保育士が不足している中、本市においても人材確保が難しくなっている状況があります。
さらに、今後、保育士の配置基準が見直されるなど、ますます保育人材の確保は重要であることから、保育士などの新たな採用と定着の向上のため、令和5年度から市独自に実施している給与上乗せ補助を令和6年度も引き続き実施し、子育て環境の整備を図ります。
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