市では、「第2次富里市協働のまちづくり推進計画」に基づき、市民・地縁による団体・市民活動団体・事業者と市によるまちづくりを進めています。
その実行計画について、富里市協働のまちづくり推進委員会から、令和5年度の取組について意見の取りまとめがありましたので、主な内容をお知らせします。
※紙面の都合上、総括意見一部を抜粋して掲載しています。
意見の全文は、市公式ホームページをご覧ください。
「第2次富里市協働のまちづくり推進計画」実行計画
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〔通信簿〕[協働のまちづくり推進委員会]取組について意見の取りまとめ
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[市民・地縁による団体/市民活動団体/事業者/市]によるまちづくり
■総括 -「富里市多文化共生推進プラン」の策定は時宜にかなった成果であった-
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行し、市内各地においてもさまざまなイベントや地域活動が再開され、以前の賑わいが戻ってきたように感じます。5類移行後の大きな変化の一つとして、令和5年における外国人の入国者数は、約2,583万人で、前年に比べ約2,163万人(約515.3%)増加しました。
成田空港に隣接している本市においては、令和6年1月末時点で、外国人市民3,541人、外国人比率は7.13%まで上昇しており、県内で1番高い割合となっています。
外国人市民は今後も増加が見込まれることに加え、総人口は減少が見込まれることから、外国人との共生の重要性がさらに高まる中、令和5年度に「富里市多文化共生推進プラン」を策定したことは、大変時宜にかなった成果であり、今後の富里のまちづくりの礎の一つとなるものと考えます。
■活動の醸成支援 -より多くの方が参加するような講座を-
協働塾について、多様な企画が数多く実施されていることは積極的に評価できるもので、引き続き実施することが望まれます。
企画の一つである「みんなでボランティア体験」は、ボランティアセンターと共同開催しており、年々参加団体も増えてきて一定の成果を上げていると感じます。
一方で、外部講師を招いての講座に関しては、専門的な知識を習得する上で有益ですが、参加者が少ない傾向にあります。より多くの方が参加する講座となるよう、広報のあり方の検討や受講者のニーズの把握が必要と考えます。
■情報の提供・共有 -協働のまちづくりへの参加の起点は、富里への愛着や関心-
協働のまちづくりに関する情報の発信について、ホームページ、メールマガジン、Facebook、Instagram、ニュースレター、回覧板など、多様なツールがありますが、戦略的にツールを使い分けるなどの工夫が必要です。魅力発信の検討・創設について、協働のまちづくりへの参加の起点となるのは、富里への愛着や関心だと考えます。
富里の魅力やイベント情報の発信、生活・地域課題の共有を積極的に促進することが求められます。
■市の推進体制 -全庁体制で事業に取り組みを-
職員研修については、外部研修も活用し、職員の協働に関する意識の更なる醸成に努めていただければと思います。協働によるまちづくりを推進し、一体感があり、更に魅力ある富里市にするためにも全庁体制で臨んでいただくよう改めてお願いします。
問合せ:市民活動推進課
【電話】93-1117
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