防災週間:9月5日まで
■災害時にいのちを守る防災対策
自然災害は、いつどこで起こるか予測することはできません。
今年の元日には、マグニチュード7.6、最大震度7を記録した「令和6年能登半島地震」が発生し、人命や家屋などに甚大な被害を及ぼしました。
千葉県内においても、昨年9月に台風第13号の影響による大雨のため、県内数か所で河川の氾濫や浸水などが発生しました。
防災週間を機会に、過去に発生した災害を振り返り、災害から身を守るためにはどのような準備と対応が有効であるか、家族内や友人・同僚同士で話し合ってみましょう。また、地域の避難訓練に積極的に参加することで、災害対応力を高めることも大切です。
■災害発生時
▽地震発生時の行動
◎地震時の行動
・まずは自分の身を守る(最初の大きな揺れは約1分間)
◎地震直後の行動
・身の安全確保(丈夫な机の下などに隠れる)
・窓や戸を開け出口を確保
・慌てて外に飛び出さない
・火元を確認(コンロや暖房器具などの火を消す)
◎地震後の行動
・けがへの対応(応急処置や動けない場合は大声で助けを呼びましょう)
・離れた家族などの安否確認(事前に電話以外の安否確認手段を決めておく)
※避難をする際は、電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉め、最小限の物を持ち避難しましょう。
▽風水害発生時~避難行動を考える~
風水害は地震とは異なり、事前にある程度想定することができます。
必要に応じた避難行動を取るようにしましょう。
安全な場所にいる場合は、あえて外出しないなど、自宅にとどまることで安全を確保できます。
(1)屋内安全確保(垂直避難)
2階以上の安全を確保できる高さに移動し、身の安全を確保する。
(2)立ち退き避難
安全な場所(市指定避難所、親戚や友人宅、ホテルなどの安全な建物)へ移動する。
冠水に注意:冠水している道路は深さが分からず、マンホールや側溝のふたが外れていることもあるので、とても危険です。傘や棒などで地面を確認しながら歩くようにしましょう。
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