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自治体の皆さまへ

年頭所感

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千葉県富里市

■富里市長 五十嵐博文

明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素より市政に対し、ご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと、様々な地域の催しが実施され、人と触れ合うことの喜びを改めて実感した一年でありました。

一方で、地球温暖化による影響等で猛暑が続いたことにより、本市では、クーリングシェルターの設置や、独自の熱中症警戒アラートでお知らせするなど、市民の皆さまを暑さから守る取組を実施してまいりました。
本年におきましては、更なる取組として、市内全ての小・中学校の体育館と、富里社会体育館に空調機を設置し、児童・生徒をはじめ、市民の皆さまが安心して暮らせるまちづくりに取り組むとともに、地球温暖化対策を推進し、持続可能な循環型社会の形成を目指してまいります。

都市基盤の整備につきましては、市の玄関口である富里インターチェンジ周辺地区において、本市内外を結ぶ広域的な拠点として、商業系機能の集積を図るとともに、多くの人が訪れ、交流する「にぎわい拠点」の形成を目指し、まちづくりを進めております。また、本地区と日吉台方面を結ぶ都市計画道路3・4・20号成田七栄線の整備につきましては、令和8年度末の完成に向け事業の進捗を図っており、本路線沿道地域の都市的土地利用を適正に誘導するとともに、地域にふさわしい魅力あふれる市街地の形成を目指してまいります。

文化資源を守り未来へつなげる取組につきましては、富里市唯一の国登録有形文化財である「旧岩崎家末廣別邸」の主屋を、本市への来訪者が増え始める5月初旬に一般公開する予定で準備を進めております。5月から7月初旬にかけては、別邸公園内のツツジやアジサイが見頃を迎えますので、主屋の建物内から庭園の眺めを楽しんでいただければと思います。

健康・福祉の充実につきましては、「とみさと元気なまち宣言」に基づく「食」への取組として、官民連携の「減塩プロジェクト」を継続的に実施するなど、生涯を通じた健康な生活を実現させ、市民の皆様が元気でいきいきと暮らし続けられる取組を実施いたします。さらに、結婚、妊娠、出産、子育て期における様々なニーズに応えるため「結婚から子育てまでの重点支援プロジェクト」を立ち上げており、アンケート結果を的確に捉えた上で、ライフステージごとの効果ある支援策の展開を目指してまいります。

新年を迎え、まもなく「令和7年二十歳を祝う会」が開催されます。二十歳という節目に、将来への夢や希望、そして新たな決意を胸に膨らませていることと思います。これからの国や地域社会を担う若い皆さんの力に大きく期待しております。

本市におきましても、「市民が元気なら富里は元気」をモットーに、「心ひとつに未来に向かって飛び立つ躍動のとみさと」の実現に向け、今まで着手してきた事業の効果を生み出すことはもとより、未来につながる取組に挑戦してまいりますので、皆さまの一層のご理解・ご協力をお願いいたします。

結びに、本年が全ての市民の皆さまにとりまして、実り多き素晴らしい一年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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