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特集「生涯元気でご活躍」~みんなの笑顔が元気の源~

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千葉県山武市

■右:風間 茂(かざま しげる)さん(94歳)夫/左:風間 喜美江(かざま きみえ)さん(87歳)妻
◆2人の歩み
旧蓮沼村生まれで結婚67年目。茂さんは、27歳のときに漁業を営む生家から婿入り以来、毎朝4時に起床し新聞2紙に目を通して農作業に出かける。喜美江さんは「夫は野菜作りの名人で、私は販売するのが大好き。二人で一人前」と笑う。トウモロコシやブロッコリー、スティックセニョールを道の駅オライはすぬまとJA山武郡市やさいの里に出荷している。お客さんから「風間さんの野菜が欲しい」と指名があることも。

◆元気の秘訣
身体を動かし、魚とハマグリ、野菜をたっぷり摂り規則正しい生活を送ることで、現在でも体力を維持しています。日本酒は1日1合までと決めています。
[茂さん]

◆生きがい
丹精込めて作った野菜を「美味しい」と言われることです。[茂さん]
夫が作った野菜がお客さんに喜ばれ、お客さんと会話することです。[喜美江さん]

◆~動くことで、体が鍛えられた~
子どもの頃から生家の漁業に従事していたので、体が鍛えられました。学生時代(戦前)は道路が舗装されておらず、蓮沼から旧制成東中学校(現成東高等学校)へ40分かけて、でこぼこ道を自転車通学していたことも足腰が鍛えられたと思います。新しいトラクターを85歳で購入したのですが、元が取れて良かったです(笑)。[茂さん]
ツーリングが趣味で、一緒に房州までよく出かけました。夫はとにかく働き者で、今の生活があるのは夫のおかげです。[喜美江さん]

■右:成毛 節子(なるけ せつこ)さん(90歳)妻/左:成毛 壮一郎(なるけ そういちろう)さん(89歳)夫
◆2人の歩み
東京生まれで結婚63年目。千葉市内の飲食店を夫妻で経営後、鴨川市に居を移し有機農業生産者グループを興す。山武市産のニンジンに魅了され75歳の時に山武市へ移住。会社経営から引退後の令和5年5月、地域のみんなが、笑顔で過ごせる拠点として一般社団法人「あかり」を美杉野(さんぶの森元気館近く)に創設。併設のカフェで壮一郎さん自らが厨房に立ち作るピザは、お客さんから評判です。

◆元気の秘訣
「食」が一番大事。特に有機野菜を中心とした、体全体の細胞が喜ぶ食事を摂るように心がけています。ニンジンジュースとニンニクの黒酢漬けは毎日食べています。[節子さん]

◆生きがい
妻の仕掛けに私が乗っかり(笑)、行動することです。[壮一郎さん]
「あかり」がたくさんのサポートをいただいてみんなの笑顔の場になることです。[節子さん]

◆~地球みんなが笑顔に~
飲食店を経営していた時、体をこわし、食の大切さを痛感しました。鴨川市へ移転後も有機栽培のニンジンを求め、全国各地を巡る中で山武市のニンジンは甘味があり抜群の美味しさでした。「ニンジン・図書館・スーパーマーケット」があったことが、山武市移住の決め手です。[壮一郎さん]
今の自分があるのは夫のおかげ、仕掛けに乗ってくれてありがとう。地域、地球みんなが笑顔になって次代の子どもたちに「生まれてきてよかった」と云ってもらえますように。[節子さん]

※詳しくは広報紙P2をご覧下さい。

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