■山武市長 松下 浩明
明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。また、市民の皆さまには、日頃より市政に対してご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年は6年ぶりに「山武市サマーカーニバル」を千葉県誕生150周年記念事業として、晴天のもと盛大に開催することができました。心躍るリズムに合わせた華やかな衣装に身を包んだサンバ隊による行進や各種団体による出店により、コロナ禍前と同様の賑わいを見せました。そして、最後に打ち上げられた大きな花火により、山武の夏の夜空が彩られ、多くの人々を魅了しました。
一方で、昨年は不安定な社会情勢が原油価格や物価の高騰等を招き、私達を取り巻く環境は益々深刻度を増しております。本市では、市民の皆さまの生活支援および地域経済の活性化を目的として、市内の取扱店で使用できる「お買い物割引クーポン券」の配布を行いました。
また、昨年4月から、今後4年にわたり本市の行政運営の柱となる「第3次山武市総合計画」が新たにスタートしました。この計画では、これまで取り組んできた施策をさらに深化、充実させるとともに、豊かな自然環境を有している山武市のポテンシャルを活かすべく、「まちの魅力」を積極的に発信し、将来にわたって持続可能な自治体経営に取り組んでいくこととしています。
さらに、今年の9月にはさんむ医療センターの新病院が開院する予定です。地域の子育て、健康の維持・増進に寄与するとともに、地域特性に配慮した中核病院として「患者中心の医療を行い、信頼される病院」を目指してまいります。
結びに、新春の門出にあたり、市民の皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
◆今年の漢字「応」
常に変化する社会情勢や新たな挑戦に対して、柔軟かつ前向きに対応していきたいと思います。
今年もさまざまな課題やチャンスが待っているでしょう。それらに対して主体的に取り組み、困難にもしっかりと立ち向かい、成功に向かって前進するための決意を示すものです。
今年はこの一字をモットーに、自らの成長と本市の発展を目指し、前に進んでまいります。
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