さんむ医療センター
・篠原 靖志(しのはら やすし)院長(64)
・林医師 熊谷医師
・訪問診療チームの皆さん
篠原院長は、外科・緩和ケア(がんが引き起こす身体と心の痛みを和らげる医療)を担当し平成9年の着任以来、一人の医師として患者さんに寄り添い、地域医療を支えてきました。
また、併設の訪問看護ステーションと協働し、自ら専用車を運転して、在宅で緩和ケアを必要とする患者さんの自宅へ訪問しています。
令和4年4月からは、林誠也医師(総合診療科)が加わり、医師や看護師などで構成される訪問診療チームにより、昨年度は延べ660回にわたる訪問診療を実施。日夜、患者さんとその家族の生活を力強く支え続けています。
令和5年7月には、在宅医療の積極的役割を担う医療機関として、在宅療養支援病院1(24時間365日体制で往診や訪問看護を実施)の施設基準を取得しました。
令和7年は団塊世代が75歳以上となり、訪問診療の需要がさらに高まることが予想される中、先月24日に移転した新センターには「訪問診療室」が新設されました。これにより訪問診療の体制が一層強化され、より多くの患者さんが、専門チームの温かな灯りに包まれることでしょう。
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