■身近な道路に潜む危険
全ての人が、加害者・被害者になり得る交通事故。未然に防ぐためには、日頃から通り慣れた身近な道でも安全確認が欠かせません。
交通事故の傾向を知り、未然に防ぐために運転者・歩行者の立場でどんな対策が必要か一緒に考えてみましょう。
01.原因・分析
(1)安全不確認
(2)前方不注意
(3)運転操作不適
運転手の不注意が事故の要因です
○市内事故発生件数
(令和5年1月~12月時点)
人身事故件数133件
人身事故が3日に1回発生した計算となります
○市内事故発生件数
(令和6年1月~9月時点)
人身事故件数47件
うち死亡事故件数2件
◎9月末現在
02.もしかして身近な通勤・通学路?!毎日の小さな気配りが大切な命を守る!
◆成東・酒々井線(日向台の交差点)
北(木原方面)から南(矢部方面)に向けて下り坂となっており、南(矢部方面)から右折する際は対向車が速く接近するので、対向車および右折先の安全確認等に十分注意する必要がある場所です。
◆猿尾トンネル(松尾町猿尾交差点)
トンネルは、出入口付近における明暗差が発生し、視界が急に白くなる(または暗くなる)現象が起こりやすい場所です。こうした現象により前車の発見が遅れる危険性がありますので、速度を落としたり、ライトをつけるなど、十分注意して進行する必要がある場所です。
◆中下交差点
特に夜間はスピードの出し過ぎや信号無視の車もありますので、信号機の確認はもちろんですが、対向車や右折先の横断歩道などにも十分注意を払い、進行する必要がある場所です。
◆セブンイレブン市役所前店交差点
交差点が小さく、右折しようとして少し進むと、すぐに対向車線や横断歩道に接近します。右折の際は、交差点中央に寄った上で、対向車線や横断歩道の安全をしっかり確認してから進行する必要がある場所です。
03.
◆あなたの判断が未来を守る
見晴らしのよい交差点での事故が発生しています。「車は来ないだろう」「相手が譲ってくれるだろう」などの『だろう運転』が主な要因です。
「車が来るかもしれない」「自分のことが見えてないかもしれない」などの『かもしれない運転』を常に心がけることが大切です。
また、年末にかけて飲酒運転による交通事故も多発します。絶対に飲酒運転をしない、させないようにお願いします。
速度違反・飲酒運転などの取り締まりを強化し、山武警察署管内での事故発生件数の抑止に努めていきます。
山武警察署 交通課
服部 孝行 交通課長
◆安全運転の意識を育てる街頭監視
街頭で交通指導をしているとスマホ操作をしながら運転している人を見かけることが増えました。事故は起きてからでは取り返しがつきません。
私たちの活動が、安全運転を再認識するきっかけに繋がればと活動に尽力する日々です。
・交通事故を防止するため、交通安全活動(街頭監視・交通安全教室)を推進しています。
山武市交通安全協会
田邉 隆男 会長
※詳しくは広報紙P2.3をご覧下さい。
問合せ:山武警察署交通課
【電話】0475-82-0110
<この記事についてアンケートにご協力ください。>