令和4年度決算報告(1)

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■令和4年度の決算が12月定例議会にて認定されました。その概要を一般会計を中心にお知らせします。
◆一般会計歳入
歳入合計は255億5702万円
前年度に比べ19億5974万円減少
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として実施した子育て世帯への臨時特別給付金が終了したことや、住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業費補助金が給付対象者の減に伴い減額となったため、前年度に比べ全体で19億5974万円減少となりました。
なお、市税は法人市民税の増額などにより前年度と比べ1億7959万円増額となりました。
※市税の内訳(カッコ内対前年度比率)
・市民税(個人)　21億6830万円(+0.6%)
・市民税(法人)　4億325万円(+22.3%)
・固定資産税　26億4670万円(+2.8%)
・軽自動車税　1億9779万円(+3.4%)
・市たばこ税　3億4163万円(+4.6%)
・鉱産税　567万円(+0.6%)

◆一般会計歳出
歳出合計は242億2979万円
前年度に比べ18億4577万円減少
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として実施した子育て世帯への臨時特別給付金の給付が終了したことや、令和3年度は国営かんがい排水事業北総中央地区負担金の一括償還があったため、前年度に比べ全体で18億4577万円の減少となりました。
歳出を費目別でみると、民生費が全体の32.6%を占めており、続いて教育費16.6%、総務費13.9%の順となっています。
※費目別の主な内容(決算額が大きい事業)
[教育費]
・松尾小学校新校舎整備事業(繰越分含む)　16億9801万円
[民生費]
・障害者自立支援事業　12億1221万円
[土木費]
・道路維持補修事業　3億5227万円
[衛生費]
・地方独立行政法人さんむ医療センター運営事業　3億3051万円
[商工費]
・地域応援クーポン券事業(繰越分含む)　2億5788万円

性質別歳出(カッコ内対前年度比率)
・人件費　40億9909万円(+1.2%)
・積立金　6億5671万円(-50.4%)
・扶助費　39億7920万円(-13.6%)
・投資及び出資金・貸付金　4112万円(-7.9%)
・公債費　23億7605万円(+7.0%)
・繰出金　22億9213万円(+3.1%)
・物件費　32億6646万円(+1.8%)
・普通建設事業費　36億5443万円(-9.8%)
・維持補修費　1億9728万円(-6.3%)
・災害復旧事業費　29万円(-97.1%)
・補助費等　36億6703万円(-11.2%)
合計242億2979万円(-7.1%)

[用語の解説]
◇歳入
・繰入金…一般会計、特別会計、基金の間で移動するお金
・地方交付税…どの地方自治体でも一定の行政サービスが行えるように国から交付されるお金
・国庫支出金…市が行う事業に対し、必要に応じて国から交付されるお金
・市債…公共施設の整備などの資金として借りるお金
・地方譲与税…国税として徴収された後、市に譲与されるお金(地方揮発油譲与税や自動車重量譲与税など)

◇歳出
・扶助費…高齢者、障がい者、児童、生活困窮者などへの支援に要するお金
・公債費…市の借入金の返済にかかるお金
・物件費…市の事業に必要な消耗品や備品、委託業務などに要するお金
・補助費等…一部事務組合への負担金や各種団体への補助金など
・積立金…計画的な財政運営や特定の支出目的のために基金に積立てるお金(市の預金)
・繰出金…特別会計の事務を補助するため、一般会計から特別会計に支出するお金
・普通建設事業費…道路や学校の建設など、社会資本整備に要するお金