令和5年度決算報告

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令和5年度の決算が12月定例議会にて認定されました。その概要を一般会計を中心にお知らせします。
◆一般会計歳入
歳入合計は245億9264万円
前年度に比べ9億6438万円減少
ワクチン接種回数の減少に伴い新型コロナウイルスワクチン接種対策費および接種体制確保事業費補助金が減少したことや価格高騰緊急支援給付金の終了などにより、前
年度に比べ全体で9億6438万円減少となりました。
なお、市税は法人市民税が減額となったものの、固定資産税の増額などにより前年度と比べ438万円増額となりました。

※市税の内訳(カッコ内対前年度比率)
・市民税(個人)　21億8625万円(+0.8%)
・市民税(法人)　3億5008万円(-13.2%)
・固定資産税　26億7834万円(+1.2%)
・軽自動車税　2億325万円(+2.8%)
・市たばこ税　3億4351万円(+0.5%)
・鉱産税　629万円(+10.9%)

◆一般会計歳出
歳出合計は233億2977万円
前年度に比べ9億2万円減少
松尾小学校新校舎整備工事が終了したことや、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業の縮減などにより、前年度に比べ全体で9億2万円の減少となりました。
歳出を費目別でみると、民生費が全体の36.4%を占めており、続いて総務費12.4%、教育費11.8%の順となっています。

※費目別の主な内容(決算額が大きい事業)
[民生費]
・障害者自立支援事業　12億6634万円
[衛生費]
・地方独立行政法人さんむ医療センター運営事業　3億6112万円
[土木費]
・松尾駅周辺排水対策事業　3億4457万円
[商工費]
・地域応援クーポン券事業　1億5194万円
[教育費]
・蓮沼スポーツプラザ施設改修事業　1億3585万円

◇性質別歳出(カッコ内対前年度比率)
・人件費　41億848万円(+0.2%)
・扶助費　44億7739万円(+12.5%)
・公債費　25億4293万円(+7.0%)
・物件費　31億5573万円(-3.4%)
・維持補修費　3億1880万円(+61.6%)
・積立金　1億9767万円(-69.9%)
・投資及び出資金・貸付金　3496万円(-15.0%)
・繰出金2　3億2727万円(+1.5%)
・補助費等　37億1452万円(+1.3%)
・普通建設事業費　24億123万円(-34.3%)
・災害復旧事業費　5079万円(+17233.4%)
合計233億2977万円(-3.7%)

◇[用語の解説]
*歳入*
繰入金…一般会計、特別会計、基金の間で移動するお金
地方交付税…どの地方自治体でも一定の行政サービスが行えるように国から交付されるお金
国庫支出金…市が行う事業に対し、必要に応じて国から交付されるお金
市債…公共施設の整備などの資金として借りるお金
地方譲与税…国税として徴収された後、市に譲与されるお金(地方揮発油譲与税や自動車重量譲与税など)
*歳出*
扶助費…高齢者、障がい者、児童、生活困窮者などへの支援に要するお金
公債費…市の借入金の返済にかかるお金
物件費…市の事業に必要な消耗品や備品、委託業務などに要するお金
補助費等…一部事務組合への負担金や各種団体への補助金など
積立金…計画的な財政運営や特定の支出目的のために基金に積立てるお金(市の預金)
繰出金…特別会計の事務を補助するため、一般会計から特別会計に支出するお金
普通建設事業費…道路や学校の建設など、社会資本整備に要するお金

◇市債の状況
市の市債残高は267億9451万円
前年度に比べ3億1535万円減少

◇基金の状況
市の基金残高は189億2503万円
前年度に比べ9億4164万円減少

※基金以外の資産(固定資産や流動資産)の状況は広報さんむ7月号に掲載予定です。

◇特別会計・公営企業会計の決算

問合せ：財政課
【電話】0475-80-1121