“もしも”に備えて 自ら地域を守る

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地域の皆さんを火災や災害から守る団体、それが「消防団」です。
消防団は、地域防災の要として「自分たちの地域は、自分たちで守る」という郷土愛護・社会奉仕の精神で、火災や災害の発生時には昼夜を問わず出動し、地域の安全確保のため活動しています。
また、生業の傍ら、日頃から訓練や機器点検を行い“もしも”に備えています。
今回は、その中の活動の1つとして、4月23日に行われた町消防団統一訓練の様子をご紹介します。

◆町消防団　統一訓練を実施
町消防団統一訓練が4月23日(日)に実施されました。

◇新入団員を含めた規律訓練
旧御宿高校グラウンドでは、人と人との距離が近い状態での訓練となることから、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、マスク着用を徹底し実施されました。
統一訓練では、規律訓練が重点的に実施されており、夷隅郡市広域市町村圏事務組合消防本部御宿分署職員の指導のもと、小隊訓練をはじめ、ホースの展張や結合など消火活動に必要な基本動作や消防機材の操作を円滑に行うための訓練が行われました。
小隊による行進訓練(小隊訓練)では、「右向け組々前へ進め―」「隊列を崩すな―」と指揮者の声が響いていました。歩きながら時には駆け足で一斉に左右へ方向転換し、徐々に隊員間での一体感が生まれていました。
今回の統一訓練は、新入団員が加わって初めての訓練となり、新入団員は先輩方からも基本動作について指導を受け、精一杯取り組んでいる様子でした。

◇4年ぶりに開催される消防操法大会に向けた特別訓練
(公財)千葉県消防協会夷隅支部消防操法大会が6月18日(日)に勝浦市芸術文化交流センターで予定されており、町の代表として第1分団(高山田区・久保区)がポンプ車操法の部に出場します。
そのため、操法大会に向けた特別訓練が実施されました。
御宿分署職員の細やかな指導を受け、団員は緊張感を持ちながらも熱心に一つひとつの動作を確認するなど訓練に取り組んでいました。
また、出場する分団員は大会に向けて、特別訓練に加え、平日の仕事後においても訓練を行っており、夜遅くまで力強い掛け声が聞こえています。
消防団では、今回紹介した以外にも地域防災力の強化のため、様々な活動を行っています。
町では町消防団や自主防災組織との連携を図りながら、安心安全なまちを目指して、消防・防災体制の強化に取り組んでいきます。

◆エビアミーゴシールで消防団をPR
～親子で消防団に関心をもってもらうため啓発シールを作成～
町では、子どもたちに消防団の活動を知ってもらうため、新しく小学1年生になる子どもたちを対象にイベントを開催しました。イベントでは、子どもたちが消防ポンプ車に乗るなど日頃できない経験に目を輝かせて、はしゃぐ姿が見られました。
また、家族で“消防”や”防災“について話し合ってもらうきっかけとなるよう「消防団エビアミーゴシール」を作成し、小学校新1年生から3年生へ配布しました。

◇エビアミーゴが消防団とコラボ!
イラストの下に名前や今年の目標が書けたり、町防災メール登録サイトのQRコードがあるよ!

◆消防団員募集
町の安全を守り、住民が安心して暮らせる生活のためには消防団員の力が必要です。地域の安心・安全の守り手として、消防団への入団を心からお待ちしています。
入団資格：
1.御宿町に居住する方、又は勤務する方
2.年齢18歳以上の方
3.健康明朗、消防・防災活動に興味のある方

◆女性消防団員募集
町消防団では、火災予防や地域防災等の広報・啓発活動を主体に活動していただける女性消防団員を募集しています。
活動内容：火災予防広報活動や訓練・研修、消防団行事への参加など
所属：御宿町消防団本部
入団資格：
1.御宿町に居住する方、又は勤務する方
2.年齢18歳以上の方
3.健康明朗、消防・防災活動に興味のある方

問合せ：総務課　防災総合対策班
【電話】68-2511