~慶春~未来輝くきさらづへ
本年も、木更津市はオーガニックなまちづくりを一層推進し、木更津らしい豊かさの確立に向けて取り組み、市民の皆さまがより住みよく、誇りを持てる市を目指していきます。
■「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けて
木更津市長 渡辺芳邦
明けましておめでとうございます。皆様には希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年5月に新型コロナウイルス感染症の感染法上の取り扱いが変更されたことを追い風に、社会経済活動が回復してまいりました。本年も皆様の暮らしや経済がより良い方向へ進むよう全力を尽くしてまいります。
昨年の市政では、市の将来都市像「魅力あふれる 創造都市 きさらづ」の実現に向け、第3次基本計画「未来創生 木更津トランスフォーメーション」をスタートさせ、施策目標の実現に向けた取組を進めてまいりました。
そのようななか、平成28年から本市が進めてきた「オーガニックなまちづくり」の取組が、SDGsの達成に向けた優れた取組として認められ、内閣府から「SDGs未来都市」に選定されました。これを励みに、より一層、SDGsの推進に取り組んでいるところでございます。
迎えました本年は、第3次基本計画の着実な推進を図るなかで、中心市街地活性化に向けたパークベイプロジェクトの推進や企業誘致の推進、移住・定住促進などに取り組み、まちの賑わいの創出を図るとともに、子育てや福祉、防災施策などを充実させることによって、誰もが安心安全に暮らせる環境整備を進めてまいります。さらには、環境・社会・経済の統合的向上を目指す「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けて、市民や事業者、行政など多様な主体が一体となって取り組むことで、脱炭素と地域経済の好循環を同時に達成させてまいりたいと考えております。皆様には、引き続き、市政各般にわたり、ご理解、ご協力をお願いいたします。
結びに、本年が皆様にとりまして明るく幸多き年になりますよう祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。
■開かれた議会へ向けて
木更津市議会議長 鶴岡大治
明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。
また、日頃より木更津市政発展のために、多大なるご理解とご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年4月に行われました木更津市議会議員選挙により選ばれた24名の議員により第21期市議会がスタートいたしました。
私は改選後、最初の市議会において議員各位のご推挙により、議長の要職を拝命いたしました。改めてその職責の重さを感じるとともに、新年を迎え、本市の更なる発展のため、鋭意努力してまいりたいと決意を新たにしているところでございます。
昨年を振り返りますと、5月、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけの変更に伴い、日常における行動制限などが緩和され、本市においても8月には長い歴史と伝統に培われた木更津港まつりが、4年ぶりの通常規模で開催され、会場となった木更津駅みなと口は2日間にわたり多くの来場者で埋め尽くされました。
一方で、ロシアによるウクライナ侵攻は依然として収まらず、原材料価格の高騰に加え、円安の影響による物価高騰など、市民の日常生活や地域経済に大きな影響をもたらしました。
このような中にあって、市議会では、開かれた議会へ向け、市民の声に真摯に耳を傾け、議員一人ひとりが市民の代表者としての使命と責任を強く自覚し、市民福祉の向上と地域社会の活力ある発展のため、様々な課題に全力で取り組んでまいる所存でございます。
新春にのぞみ、皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして幸せで実り多い、飛躍の年になりますことを心より祈念し、新年のごあいさつといたします。
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