■第4期木更津PR大使就任 INTERVIEW
第4期木更津PR大使 中尾彬(なかおあきら)さん
〔プロフィール〕
1942年生まれ。木更津第一高等学校(現.木更津高等学校)を卒業後、武蔵野美術大学入学。63年パリに留学した後、劇団「民芸」入団。舞台・映画・ドラマなどで活躍されています。2017年より木更津PR大使に就任いただいています。
◇木更津PR大使第4期目の意気込みをお聞かせください。
4期目ということで、ちょっと長すぎるかなと思ったんですけど、お話をいただいたからには懸命にやろうと思っています。要望があればなんでも、お応えしますので、よろしくどうぞお願いいたします。
◇木更津市の変化について
まず、道が混んでたりしてね、なかなか東京に着かないんですよ。というのは、みんな県外から木更津市に来ていることの裏返しだと思います。その中で木更津市は明るくなったなと思いますね。具体的な話をすると、地ビールだったり、ブルーベリーだったりいろんなものがどんどん出てきて、元々あったものが日の目を見るようになって活気に繋がっているんじゃないかな。
◇木更津PR大使としてご協力いただいた、アクアコインの決済音に中尾さんの声が流れていますが、反響はありましたか。
最近やたら同級生から電話があるんですよ。そしたら、アクアコインの決済音で私の声を聞いたみたいで、元気そうで良かったって連絡が来ますね。
◇美術品の寄贈について
30~40年前から自分に描けない世界とか、自分に描けない絵っていうものを、いろんな画商さんに頼んだり、画廊に行ったりして集めました。
しかし、見飽きたわけじゃないんですけど、私も終活しているんで、これは皆さんに見てもらった方がいいんじゃないかと思って、今回の寄附に至りました。
◇お気に入りの絵画はありますか。
難しい質問ですね。気に入っているから買っちゃうんですよ。例えば、梅原龍三郎の「富士山図」は、お正月に飾ろうとか。三岸節子の「赤い花」は玄関に飾ろうとか。時と場合によって、飾る絵を色々と変えていました。
◇絵を描かれるときに意識していることなどはありますか。
前は毎年ヨーロッパに行って絵を描いていました。墨汁とかインクとかクレヨンとか、ありとあらゆるものを使って、その国の持つ色を捉えられればいいなと思いながら、いつも描いています。スケッチをしに2・3人で行くんですけど、私は5分とか10分でパパっと描いちゃうんです。周りの友人からは「早いね」って言われるんですけど。早くないんですよ。だってその裏には50年描いているんですからね(笑)。ゆっくり描いたり、ゆっくり考えたりすることも大切かもしれませんが、決して良い結果は出ませんね。絵画、音楽や演劇とかは、その時のインスピレーションが大切なんです。これがないとだめだと思って、いつも描いています。
◇今後、絵画の展示会を開催する予定はありますか。
この前、神田の画廊からも言われたんですけど、80歳記念展とかやったらどうかって。散々やってきましたから、もういいよって言いました。いい画廊に行って、いい絵を見たりするくらいがちょうどいいですね。
■第4期木更津PR大使就任 綾小路翔(あやのこうじしょう)さん
〔プロフィール〕
1997年に結成したロックバンド「氣志團」のボーカル兼リーダー。アーティスト活動の他にDJや執筆、プロデュースなど幅広いジャンルで活躍されています。ドラマ「木更津キャッツアイ」にも出演しており2017年より木更津PR大使に就任いただいています。
第3期ではアクアコインの決済音ボイス協力や二十歳を祝う会(成人式)における新成人へのメッセージ、市制施行80周年記念誌への寄稿など幅広く本市のPR活動にご尽力いただいています。
◇木更津PR大使第4期目の意気込み
僕にとって木更津市の自慢は強烈なまでに密接した人々の繋がりです。『人の心が温かい 温かいのが故郷なんだ』(やっさいもっさい)この詞を体現している木更津市をこれからも盛り上げていきます。
■木更津の魅力を情報発信!
平成29年11月、市制施行75周年の節目に、木更津の魅力を全国に広く情報発信し、イメージアップや文化、産業、観光、定住促進などの振興を図ることを目的として、『木更津PR大使』を設置しました。
木更津PR大使は、本市出身、または本市にゆかりのある方で、経済、文化、教育、芸術、スポーツ、芸能などのさまざまな分野で活躍され、本市への深い理解と愛着を持ちながら、木更津PR大使として活動いただける方とし、中尾彬さん、綾小路翔さんのお二人に就任いただきました。
令和5年11月2日(木)をもって第3期の任期が満了になりましたが、引き続き第4期木更津PR大使に就任いただきました。
11月27日(月)に第4期木更津PR大使委嘱状交付式を開催し、中尾彬さんに出席いただき(綾小路翔さんはスケジュールの都合により、欠席)、渡辺市長が委嘱状を交付しました。
また、中尾彬さんよりリトグラフ(石版画)などの美術作品を寄贈いただき、寄附採納式もあわせて行いました。
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