『食・有機農業』
「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けた取り組みのテーマの一つに「食・有機農業」があります。
ここ数年、「新型コロナウイルス感染症」による国際的な流通網の混乱、ウクライナ情勢などに起因した資源・燃料の高騰、また、異常気象の影響による食糧不足など、私たちの「食」を取り巻く環境は、厳しい状況に置かれています。
持続可能な地域であるためには、いつなんどきでも、安全・安心な「食」を市内で安定的に供給できる体制を作ることが重要となります。そのため、「生産」、「流通・加工」、「消費」のすべての段階において、そこに携わる人々が連携して、地域における「食」の循環をつくり出していくことが必要です。
本市では、「オーガニックなまちづくり」の先導的な事業として、令和元年度から学校給食に提供しているお米の有機化に取り組んでいます。
生産者の皆さんをはじめ、関係事業者の協力を得て、生産者が安心して有機米作りに取り組むために市が生産者から継続して全量を購入するという形で「循環の輪」をつくり、育ててきました。
今後は、この取り組みを基軸としつつ、「生産」、「流通・加工」、「消費」のすべての段階において、市内外の事業者との連携・協働体制を構築し、有機農業の推進、学校給食米の活用、有機農産物を活用した商品開発に取り組むことで、「市内自給率の向上による食料安全保障」を強化していきます。
■「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けた取り組み
次回は、「再生可能エネルギー」について紹介します
問合せ:オーガニックシティ推進課
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