中国中南部が原産のチンゲン菜は、日本に最も広まった中国野菜の一つです。βカロテン(ビタミンA)を多く含み、含有量はピーマンの6倍で、ビタミンB1・B2・Cも豊富です。これらの栄養の効果で、免疫力を高め、風邪予防の期待につながります。また、アブラナ科ならではの抗がん作用も期待できるほか、動脈硬化に有効で、便秘を解消し、虚弱体質の改善にも役立ちます。
■チンゲン菜のカニたまあんかけ
◇材料(2人分)(調理時間20分)
チンゲン菜 2株
カニカマ 50g
卵 3個
塩・こしょう 適量
サラダ油 大さじ1と1/2
水 大さじ3
〔A〕
中華風だし 小さじ1
塩 適量
片栗粉 大さじ1
水 大さじ3
◇作り方
(1)チンゲン菜は根元から縦8等分に切り、カニカマは手で裂いてほぐす。〔A〕の調味料は混ぜ合わせておく。
(2)溶き卵に、塩・こしょう・カニカマを加えて混ぜる。
(3)フライパンにサラダ油を半量入れて中火で熱し、チンゲン菜を炒める。全体に油がなじんだら、水を加えて蓋をし、3~4分加熱する。
(4)チンゲン菜がやわらかくなったら取り出し、フライパンをキッチンペーパーなどで拭き取る。
(5)フライパンに残りのサラダ油を入れて中火で熱し、(2)を入れて炒める。半熟状になったら、よく混ぜ合わせた〔A〕を加え、とろみがつくまで加熱する。
(6)器に(4)のチンゲン菜を盛り付け、(5)をかけたらできあがり。
包丁を使うのはチンゲン菜の最初のカットだけ。フライパンひとつで作れる簡単レシピです。
問合せ:
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〔協力〕木更津市食生活改善サポーターの会
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