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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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千葉県木更津市

■未来へつなぐ地域循環共生圏の創造
木更津市長 渡辺芳邦

明けましておめでとうございます。
皆様には輝かしい新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年の市政では、人と自然が調和した持続可能なまちとして、子どもたちが愛着と誇りをもって、安心して受け継いでいけるよう、循環・共生・自立を基軸としたオーガニックなまちづくりの第3期アクションプランをスタートさせました。本プランでは、これまで根づいた意識や取組を引き継ぐとともに、新たなステージへと踏み出す重要な視点として、経済・環境・社会の三側面の統合的向上を図る「きさらづ地域循環共生圏」の創造を掲げ、有機農業のさらなる推進や有機廃棄物の資源化、里山の再生・里海の活用など、5つのテーマに基づき、多様な主体と協働・共創しながら地域の持続力を高める取組を推進してまいりました。
迎えました本年は、中心市街地活性化基本計画(第2期)がスタートします。木更津駅から港を結ぶ本市のメインストリートである富士見通りを、開放感あふれる歩行空間に生まれ変わらせ、市民や来訪者が楽しめる新たな賑わいの場の創出に取り組んでまいります。また、市庁舎整備事業や吾妻公園文化芸術施設整備事業、パークベイプロジェクトと連携したまちづくりに取り組むことで、人と人が行き交い、市民が愛着を感じるみなとまち木更津の再生を推進します。さらに、少子高齢化に伴う人口構造の変化や担い手不足、大規模災害への備えなどの地域課題や市民ニーズに柔軟に対応するため、市内外の様々な主体と積極的な対話を通じて取組に係る「人の輪」を広げるとともに、より多くの市民・団体・事業者との共創による「循環の輪」を広げ、一体となってオーガニックなまちづくりを推進します。そして、木更津らしい豊かさの確立と持続可能なまちをめざしながら、「SDGs未来都市」としての役割を担ってまいります。皆様には、引き続き、市政各般にわたりご理解、ご協力をお願いいたします。
結びに、本年が皆様にとりまして明るく幸多き年になりますよう祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

■開かれた議会への実践
木更津市議会議長 鶴岡大治

明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、輝かしい新年を健やかにお迎えのことと、心からお慶びを申し上げます。
また、日頃より木更津市政発展のために深いご理解と多大なるご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
昨年は、「ちばアクアラインマラソン2024」や伝統の「第77回木更津港まつり」をはじめとする各種イベントの開催や大型商業施設での買い物などにより、多くの方々に本市にお越しいただきました。
また、東京湾アクアラインの効果、地の利を活かした企業誘致、都心に最も近い田舎をコンセプトにした定住促進などにより、6月に人口が過去最高の13万7千人を超え、様々なまちづくりの取組の成果が表れているところです。
一方、国内に目を向けますと、元日から能登半島において大規模地震が発生し、更に気候変動を起因とする水害により甚大な被害となりました。被災された地域の1日も早い復興を願うばかりです。
このような現状の中、地方自治体の自主性・自立性が拡大しており、二元代表制の一翼を担う議会の役割や責務も増大しております。加えて、国では、10月の新政権発足により、地方創生に重点を置く方針が表明されており、私ども市議会としても国の方針を追い風に、更なる本市の発展に向け、邁進する覚悟であります。
市議会では、「開かれた議会」への実践として、これまで、市内の各種団体との意見交換で課題等について伺い、12月定例会からは、希望する議員について一般質問資料を市ホームページに掲載するなどし、積極的な情報発信をしております。
今後とも、議員一人ひとりが市民の代表者としての使命と責任を自覚し、市民福祉の向上と地域社会の活力ある発展のために、様々な課題解決に努めるとともに、透明性と信頼性のある市議会運営を目指して、誠心誠意取り組む所存でございます。
新春に臨み、引き続き、市民の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げるとともに、本年が皆様にとりまして幸せで実り多い、大いなる飛躍の年になりますことを祈念し、新年のご挨拶といたします。

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