■東金市長 鹿間(しかま)陸郎(りくろう) 今年の抱負「まい進」
明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、心穏やかに新しい年をお迎えのことと、心よりお喜び申し上げます。
皆さまに日頃からご理解とご協力を賜っておりますこと、また市政運営に対してご支援をいただいておりますことへ深く感謝いたします。
日々の暮らしに感謝し、幸せを感じる瞬間はさまざまです。街の変化や挨拶の中での触れ合い、共感の場が日常にあります。これらの幸せの瞬間を大切にし、改めて我がまち東金市の基盤づくりに注力してまいります。インフラや交通施設の整備、産業誘致に加え、ソフトな要素である「子育て」「教育」「福祉」にも一層力を入れ、地域の方々と共に東金市をより魅力的な場所に育て上げてまいります。
本市のまちづくりは、「東金市第4次総合計画」および「東金市第2次都市計画マスタープラン」に基づき、皆さまと共に築いてきたものです。今年で計画期間の4年目を迎え、令和6年度は「改革・前進」に加え、計画の実現に向けての「まい進」を強化し、計画期間を5年とした、前期基本計画の最終年度である令和7年度の「総括」に向け、引き続き進化を遂げてまいります。
今年は市制施行70周年を迎えます。この節目の年に、市民の皆さまとともに記念事業を実施し、一層市民の皆さまの結びつきを深めてまいりたいと考えております。
現在の状況や物価高騰による負担も承知しているなか、引き続き国の支援を活用しつつ、市民の皆さまに誇りや愛着を感じていただけるよう、まちの賑わいづくりや新たな魅力の発信に全力で取り組んでまいります。皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げつつ、周年事業へのご参加を心待ちにしております。
本年が市民の皆さまにとって、明るく幸多き年であり、市制施行70周年の記念すべき年となるよう、心からお祈り申し上げます。
お気に入りの場所…ちば文化資産に新たに登録された日吉神社です。樹齢350年を超える杉並木からは東金の歴史を感じられます。
■東金市議会議長 上野(うえの)髙志(たかし) 今年の抱負「挑戦」
明けましておめでとうございます。
旧年中は市議会活動に対するご理解とご支援をいただきましたことを、ここに厚くお礼申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが5類に引き下げられ、コロナ禍前の平時に戻りつつある1年でした。
国内外の出来事では、WBCでの侍ジャパンの世界一、将棋の藤井聡太棋士の前人未到の8冠制覇、大谷翔平選手の投打二刀流の活躍などは、日本中に感動を届けてくれました。一方で、世界情勢では、ロシアによるウクライナ侵略の長期化や中東ではハマスによるイスラエルへの攻撃を発端とした混乱の拡大など、深刻さを増す問題が多く、これらの出来事は私たちの国際関係に影響を与えるものでした。
市議会といたしましては、昨年11月、市議会のペーパーレス化、効率化を目的としてタブレット端末を各議員1台貸与いたしました。また同時にクラウド型情報共有システムを導入したことで、情報の共有化、ペーパーレス会議やオンライン打ち合わせなど市議会のICT化へと一歩前進することができました。今後は更にタブレット端末の活用の場を広げ、デジタル技術を応用し議会強化に努めてまいります。また、現在、議会改革に取り組んでおり、市民の皆さまと意見交換を行う議会報告会の実現に向け、先進地視察や研修会を重ね、日々研鑽しております。より身近な議会、開かれた議会を目指し、全ての市民の皆さまが安心して暮らせるよう、そして、未来を担う子どもたちが夢や希望を持てるよう、市民と市政のつなぎ役として全力で取り組んでまいりますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
今年は、東金市が市制施行から70周年を迎える記念すべき年です。私たちは、市民の皆さまとともに、東金市の歴史や魅力を振り返り、今後の発展に向けて新たなビジョンを描きたいと思います。
結びに、市民の皆さまにとって幸多き年となりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
お気に入りの場所…ちば眺望100景にも選ばれている山王台公園です。市街から太平洋まで東金のさまざまな姿を見せてくれます。
※お気に入りの場所は、本誌またはホームページの「じゃんけんすごろく」をごらんください。
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