ライフスタイルや家族のあり方が多様化する現在。地域での付き合い方は、ここ数年で大きく変わり、地域活動の担い手の確保も喫緊の課題の一つです。
そのような中で今、各地域において、支え合いの地域づくりの芽が生まれています。その芽とは、「話し合いの場」です。みんなで自分の地域のことを真剣に話し合う場がつくられ「みんなの声を聞いてみよう」「こんな取り組みをしてみよう」などと話し合いの中から、新しい絆やサービスが生まれています。
あなたの地域にも話し合いの場があるかもしれません。私たちは、これを協議体と呼んでいます。ぜひどんな地域づくりをしているか、のぞいてみてください。
※とうがねし 支えあいの ちい木
「ちい木」とは:土地に根を張り、幹を太くして枝葉を広げ、花を咲かせる「木のような地域」にしたい、という思いから付けられた名前です。
■支え合いの地域づくり
地域の課題を「わがこと」として捉え、どうしたら課題を解決できるか話し合うための場(協議体)の設置を進めています。
この協議体では、地域住民はもちろん、地域内にある団体、社会福祉法人なども集まり、自分たちの地域の課題は何か、どうしたら良くなるかを話し合っています。
◆CHECK 協議体とは…
協議体は、市全域の地域課題について話し合う「第1層協議体」と、それより小さい日常生活の範囲で、自分たちの住んでいる地域のことについて話し合う「第2層協議体」の2つがあります。
◇第1層協議体の取り組み
第1層協議体は、「東金市介護予防・生活支援サービス協議体」という名称で、平成28年度に設置されました。
「考えよう、話し合おう、育てよう支え合いのちい木」をスローガンに掲げ、市内の関係団体や社会福祉法人などのさまざまな方が、市全域の地域課題について、協議を行っています。
◇第2層協議体の設置
活支援コーディネーターが各地区に足を運び、支え合いの地域づくりについての啓発活動や第2層協議体の設置・運営の支援を行っています。
市内ではすでに6地区において第2層協議体が設置されています。地域における課題は、地域によりさまざまです。そのため、解決に向けた話し合いや取り組みもさまざまなアプローチで行われています。
・生活支援コーディネーターって?
支え合いの地域づくりを進めていくためには、地域の方々の参加が不可欠です。
しかし、地域だけで考えると、「どうやって進めていけばいいんだろう?」「何からしたらいいんだろう?」と、分からないことが多く、なかなか前に進まないこともあります。
そこで、「生活支援コーディネーター」という地域の支え合い推進員が話し合いのきっかけを作ったり、情報提供を行うなどの支援を行い、支え合いの地域づくりを進めています。
・支え合いの地域づくりを推進しています
【HP】ID 12583
問合せ:高齢者支援課
【電話】50-1165
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