あなたの気づき・寄り添い・つなぎで救えるいのちがある。
※とうがね健康プラン21(第2次)推進中!
令和4年の全国の自殺者数は21,881人で前年を上回りました。中でも小中高生の自殺者数は、過去最多の514人となり深刻な状況です。東金市でも、毎年10人前後の方が自ら命を絶つ状況が続いています。
さまざまな悩みにより、抑うつ状態やうつ病などの精神疾患を発症すると、正常な判断ができなくなります。精神疾患は風邪のように誰でもかかる可能性がありますが、適切に治療すれば治る病気です。精神疾患になると本人は自分の「心の病気」に気づけないことが多く、自らつらさを発信することが難しくなります。しかし、SOSのサインは発信しています。身近な人の変化に「気づく」ことのできるゲートキーパーを増やすことが大切です。皆さんも誰かのゲートキーパーになってみましょう。
問合せ:健康増進課
【電話】50-1174
◆例えばこんなSOSサイン
・表情が暗く、元気がない身だしなみを気にしなくなる
・頭痛や腹痛、肩こりなどの体調不良
・自分を責めたりイライラする
・眠れない食べられない
・学校や仕事に行きたくない、行けない周囲との交流を避ける
※小中高生は長期休業明けの自殺が多い傾向があります。
◆こんな声かけをしてみましょう
・よく、耐えてきたね
・眠れてる?疲れているみたい
・話を聴かせて一緒に考えよう
・元気ないね何か心配ごとあるの?
・辛かったね
◆セルフケアとしてできること ストレスと上手に付き合うには?
(1)質の良い睡眠
・安眠できる環境を整える
・早起き、早寝を心がける
(2)適度な運動とバランスの良い食事
・定期的に継続することが大切
(3)自分なりのストレス解消を
・ON、OFFを切り替える
・趣味を楽しむ
(4)リラックスできる時間を作る
・ゆっくりお風呂につかる
・音楽鑑賞、ストレッチをする
(5)時には相談する
・話すことで気持ちの整理ができ、楽になることがある
◆周囲の変化に気づいたら…
専門家に相談するよう促したり、あたたかく寄り添い、見守りましょう。
問合せ:こころの健康相談統一ダイヤル
【電話】0570-064-556
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