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[特集]市制施行70周年記念 東金の夏「ヤッサ」物語

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千葉県東金市

■「ヤッサ」の夏がやってくる!
昭和52(1977)年に生まれたやっさまつりは、時と共に名前や形を変えながら、夏の風物詩として東金を盛り上げています。
今年は、市制施行70周年記念として8月10日(土)に開催。祭りのルーツや踊り手の声、今年の楽しみどころをお伝えします。

◆ふるさとへの愛着、楽しいまちづくりのため誕生
「やっさまつり」が生まれたのは昭和52年8月15日。その前年に青年会議所が「市民祭り」を企画し、市民からおまつりの歌詞を募集しました。
今でもやっさおどりで流れる「ふるさとっていいもんだ」は、当時、市民からの応募作品をもとに作られたものです。また、振付は子どもからお年寄りまで誰でも踊れるものになりました。
第1回は八鶴湖畔で開催。5日間にわたる盆踊り大会のうち1日が「やっさまつり」となり、駐車場に設置されたやぐらを中心に踊りました。地区や地元企業など多くの連が参加。「ふるさと」を離れた皆さんが帰省するお盆の時期に合わせて行われました

◆装いも新たに!YASSAフェスティバル
祭りは昼の部のパレードやダンスコンテストなども行われるようになり、1日を通してのお祭りに成長していきます。平成17年にはご当地アイドル「YASSA Comachi」も誕生し、ダンスや歌で会場を盛り上げました。
平成24(2012)年、「やっさまつり」は「YASSAフェスティバル」に生まれ変わりました。
コンテスト形式の「やっさおどりthe classic」なども行われ、時代に合わせたさまざまな趣向が凝らされました。

◆コロナ禍を経て復活「ヤッサ東金祭」
令和2年からのコロナ禍では、人同士の交流やイベントが制限され、YASSAフェスティバルも中止を余儀なくされました。
「ヤッサ東金祭」として4年ぶりの開催となった昨年度の目玉は、日吉神社連合祭典でお神輿と共に練り歩く山車、屋形のパフォーマンス。江戸時代からの伝統と現代の祭りのコラボレーションが実現しました。厳かな挨拶、華やかな東金ばやしに合わせてダイナミックに回る山車・屋形に、沿道から歓声が上がりました。
今年は、東金市市制施行70周年を記念して、盛大に行います。気になる当日のイベントは、4ページをご覧ください。
皆さん、今年もまた、熱い「ヤッサ」の夏で、一緒に盛り上がりましょう!

◆interview 第1回出場時の思い出を語ります
浅井やっさ連 戸村秀次さん
(医)静和会 常務理事、(社)ゆりの木会 ゆりの木苑施設長
私、お祭りが好きなんです。
第1回出場の時は、お祭りに向け、当時の婦長さんから厳しい指導を受け、猛練習しました。おかげで受賞した「東金やっさまつり賞」は、今でも良い思い出です。20数名から始まった連も、現在では100名を超えるまでに成長しました。祭りに懸ける浅井魂を後輩たちに伝えていきたいです。
昨年は新型コロナの影響があり、病院という仕事柄、浅井やっさ連は出場を断念しました。
今年の浅井やっさ連は、昨年の分まで元気に全力で踊ります。ぜひ見にきてください!
「ヤッサ」をきっかけに若者が「ふるさと東金」に戻ってくるような価値あるお祭りになってほしいですね。

※今年のヤッサ東金祭(とうがねまつり)はP4へ

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