■東金市長 鹿間(しかま)陸郎(りくろう)
明けましておめでとうございます。
皆さま方におかれましては、輝かしい新年の幕開けを健やかにお迎えになられたことと、心よりお慶び申し上げます。また、平素より、市政に対しまして多大なるご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
さて、皆さま方も新年に際し、さまざまな思いを馳せられたことと思います。日常の景色が特別なものに感じられる中、ご自身やご家族、ご友人が健康で元気に暮らせるよう、日々の暮らしが豊かなものになるよう、令和7年の始まりに際して、それぞれの幸せを願われたことでしょう。
そして、ご近所の方々への思いはどうでしょう。「今年もよろしくね」、「お子さん、今年は小学生ですね」、「お互い、いつまでも元気でいたいものですね」など、新年のあいさつを交わすことで、ご家族、ご近所の皆さん、地区・地域への「かかわり」・「つながり」・「たずさわり」が生まれ、その先の、「まちの活力」へのつながりまで「連想」されます。
本市の10年をどう紡いでいくのかを表した第4次総合計画では、まちづくりの各施策を示しており、それらの基礎・土台となるものは、「地域のコミュニティ」、「市民間の健全なつながり」、「交流」であるとうたっています。
市としては、この構成において、皆さま方の日常生活に幸福感を添える、本市の「躍進」に向けさまざまな施策を掲げており、市民の方々のつながりの力をお借りすることで、まちづくりが成り立っていくものと考えております。
今こそ、そのお力をもって、新たな、「目に見えるかたちとする」施策を大いに進めてまいりたいと思っております。例えば、今後予定しているJR東金駅東口新改札の設置を契機に、周辺の公共公益施設などの最適化に取り組むなど、まちへの魅力づけと、新たな産業用地の開発など、まちのにぎわいを生み出す事業の企画および設計、予算化を積極的に進め、その効果を出すために鋭意努めてまいります。
これらさまざまな施策を着実なものとし、市の将来像、「豊かな自然と伝統を守り未来へ続くMy City東金」の実現につなげ、引き続き、まちづくりに対する、皆さま方の満足度の向上を図ってまいります。
結びに、皆さま方にとりまして、本年が幸多き、実り多き1年となりますことを心からご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。
■東金市議会議長 伊藤(いとう)博幸(ひろゆき)
明けましておめでとうございます。希望に満ちた新春を迎え、市議会を代表し、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年を振り返りますと、東金市市制施行70周年を記念した数多くのイベントが開催され、随所で大変な賑わいを見せておりました。こうした東金市を身近に感じられる体験は、皆さまにとっての「My City」をより一層感じるきっかけとなったのではないでしょうか。
また、市議会におきましては、昨年4月1日に「東金市議会基本条例」を施行し、市民福祉の向上と地域社会の活力ある発展を目標とした取り組みを始めたところでございます。
そして、その目標の体現に向けた一歩として昨年5月に開催された「議会報告会」には、学生を含む幅広い世代の方々が参加され、「10年後の東金市について語ろう」をテーマに活発な意見交換がなされました。
市議会といたしましても、こうした皆さまの想いを市政に届けるため、より一層議会の活性化を推進しなければならないと改めて実感した所存でございます。
本年も、タブレット端末の活用によるICT化などにより議会改革をさらに進め、より身近な・開かれた議会を目指し、すべての市民の皆さまが、安心して暮らせるよう、そして、未来を担う子どもたちが夢や希望を持てるよう、市民と市政のつなぎ役として全力で取り組んでまいりますので、引き続き市議会に対するご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
私は「粋いき」という言葉を大事にしております。「凛と輝き、今ここに存在する」という意味を持ち、命のあることが当たり前でなかった江戸初期に生まれた美学です。常に「粋(いき)」でいられるよう、個人としても市議会の長としても進んでまいります。
結びに、市民の皆さまにとって健康で幸多き年となりますよう心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
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