健康コラム

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■最近テレビの音が大きくないですか
あなたはモスキート音が聞こえますか。モスキート音とは少し前に話題になった、蚊のような「ぷ～ん」と小さく高い音です。このような高い音は年齢を重ねると徐々に聞こえにくくなります。
年齢を重ねることで起こる難聴を加齢性難聴といいます。内耳の中にある音を感じる細胞が壊れ、音の情報を脳にうまく送れなくなるのが、主な原因です。
一般的には40代くらいから聴力が低下し、65歳を超えると聞こえにくさを感じる人が急増し、75歳以上では半数が聞こえにくさを感じているといわれています。聴力の低下は、会話が難しくなることからコミュニケーションをとったり外出したりすることへのストレスや不安につながることがあります。
「年をとったから」で諦めず、耳の聞こえが心配なときは、早めに耳鼻科を受診しましょう。

◇3月3日は耳の日　耳の聞こえチェック
聴力の低下は、自分では気がつきにくいものです。ぜひご家族と一緒にチェックしましょう。
・話し声がはっきりと聞き取れず、聞き間違えたり聞き返したりすることがある
・相手の言ったことを推測で判断することがある
・話し声が大きいと言われる
・家族からテレビやラジオの音量が大きいと指摘される
・集会や会議など数人での会話がうまく聞き取れない
・後ろから呼びかけられると気づかないことがある
・車の接近に全く気がつかないことがある
・電子レンジの音やドアのチャイムの音が聞こえにくい
・時計のアラームなど、高い音が聞き取りにくく感じる
・音の方向感が分かりにくくなる
・耳が詰まったような感覚が抜けない
・「ワーン」「キーン」などの音が耳で鳴っている状態が1日以上続く
・音が割れたようにカシャカシャ聞こえる
※引用：厚生労働省HP「聞こえにくさ」を感じていませんか?

簡易的な聴覚検査ができるアプリやサイトもあります。
参考：東京医療センターオンライン聴覚検査
【HP】https://nancho-db.com/pitch_check/

問合せ：高齢者支援課
【電話】50-1165