文字サイズ
自治体の皆さまへ

スポットライト

27/28

千葉県松戸市

■海外勢にも全力で戦い チームに貢献したい
女子ソフトボールU-15日本代表
(第三中学校3年)
大川 沙菜(おおかわ さな)さん

今年10月、日本で開催されるU-15(15歳以下)ソフトボールワールドカップ。その日本代表チームに、三中ソフトボール部3年・大川沙菜さんが選出されました。ひたむきな努力の結果、初めての代表入りです。
競技を始めたのは小学3年の頃、きっかけは地域のお祭りだったという大川さん。「ソフトボールチームの人たちに誘われてストラックアウトに挑戦したら、投球が上手だと褒められて始めました」と振り返ります。
大川さんは左利きで、ポジションはセカンド(二塁)を守ります。一塁に送球するためにはボールを取った後に身体の向きを変えなければならず、左利きには不利なポジションですが、それを持ち前の握り替えのスピードでカバー。「取ってから投げるスピードは常に意識していて、自信もあります」と話します。
U-15代表の選手選考会には厳しい参加条件がありましたが、それをクリアする実力があると先生から参加を勧められ、「落ちてもいいから上手い人たちのプレーを見たい」と挑戦しました。全国から集まった精鋭83人で競う代表枠の16人に選ばれた時は信じられなかったそうで、初めてユニフォームに袖を通した時は「かっこよくて嬉しかった」と教えてくれました。「代表のチームメイトは長打も打つし、力もあって肩も強い。全てにおいて自分より実力がある人たちでした」とレベルの高さを肌で感じたそうです。その経験から、「みんなから刺激を受けて、練習も今まで以上に熱が入りました」と話します。
大川さんが部長を務める三中のソフトボール部は、今年8月に同校初となる全国中学校ソフトボール大会への出場を果たしました。チームで結果を出し、次は日本代表としてワールドカップに挑みます。「自分にできることを精一杯やってチームに貢献したいと思っています。スタメンで試合に出て、金メダルを獲りたいです」と話す大川さんの夢は、ソフトボールの実業団チームに入ること。この大きな夢に向かって着実に階段を上り始めている大川さんが、世界の舞台で活躍する姿を見られる日は、そう遠くないかもしれません。

※大川さんや同部の活躍は、市ホームページをご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU