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自治体の皆さまへ

歯丈夫 胃丈夫 大丈夫 vol.235

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千葉県松戸市

■歯を大切に~健康で明るい未来のために
◇歯周病と喫煙について
30歳以上の成人のうち、約80%がかかっているといわれる歯周病。歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周囲の歯茎が腫れたり、歯を支えている顎の骨が溶けたりする病気です。症状が悪化すると歯にぐらつきが出て、最終的には歯を抜かなくてはならなくなることもあります。
その歯周病の最大のリスクファクター(危険因子)が「喫煙」と言われています。喫煙は歯周病にどのような影響を与えるのでしょうか?
たばこの煙の中には、さまざまな有害物質が含まれており、その中に歯周組織に悪影響を及ぼすものがいくつかあります。代表的なものにニコチン・一酸化炭素などがあり、これらが歯周病菌と戦う免疫力を弱めたり、組織の傷口を速やかに治そうとする細胞の働きを阻害したりします。特にニコチンには血管を収縮させる作用があり、このせいで血流不良、酸素や栄養素の欠乏、老廃物が除去されにくくなるなどの悪影響が生じるのです。
意外なことに、喫煙者は歯肉の発赤や腫れなどの炎症の症状が強く現れない場合があります。これは先に述べたニコチンの血管収縮作用が関わっていることもあり、血管が細くなっているため歯茎が炎症を起こしても出血せず、歯周病が悪化しても気が付きにくいという特徴があります。症状の悪化に気付きにくいということは、治療が手遅れになってしまう可能性があるということです。歯周病の場合、治療の遅れは歯を失うリスクの上昇につながります。
喫煙によって口の中では負の連鎖が起こり、歯周病の状態が悪化して歯が抜けていくことになります。できるだけ多くの歯を維持し、質の高い食生活を送るためには、「禁煙」に積極的に取り組むことが重要です。

問合せ:(公社)松戸歯科医師会
【HP】https://matsudo.cda.or.jp

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