令和6年2月22日の市議会3月定例会において、本郷谷市長が令和6年度の施政方針演説を行いましたので、概要をお知らせします。
※施政方針の全文は市ホームページに掲載しています。
■2024(令和6)年度 当初予算(案)
◇歳出
一般会計予算総額は、前年度比約146億円、8.6パーセント増、過去最大となる1,839億5,000万円を計上しました
◇歳入
市税収入は、国の定額減税の実施により前年度比10億1,500万円、1.4パーセント減の712億500万円を予算額としますが、実質的には、735億円程度と見込んでいたところで、減税分約22億円は地方特例交付金として補填されることとなります
■昨年を振り返って
まず、本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。市民の皆さまには、災害義援金へのご協力に感謝申し上げます。本市は、職員を派遣し災害支援に従事するとともに、避難されている方の生活支援を行ってまいりました。今後も、可能な限りの支援を継続し、被災地の1日も早い復興を願っております。
昨年を振り返りますと、5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類となり、社会経済活動が正常化に向かう一方、世界で紛争が続き、原油高・物価高騰の波により市民生活や事業活動に引き続き大きな影響が及ぶ1年となりました。本市は、市民の暮らしや事業者の事業継続への支援にできる限り幅広い施策を展開してまいりました。
子育て支援については、日本経済新聞社関連の「共働き子育てしやすい街ランキング」総合編において2年振りに1位となるなど、引き続き高い評価を頂いているところです。
市民活動として、「江戸川松戸フラワーライン実行委員会」が、(公社)日本河川協会から「河川功労者表彰」を受け、また「坂川とまちづくり市民の会」による「松戸市地区かわまちづくり」が国土交通省の「かわまち大賞」を受賞しました。
市内には日本が世界に誇る伝統工芸の技術を持ち、美しい作品を創られている方々がいます。昨年、本市在住の松本達弥(まつもとたつや)さんが令和5年第70回日本伝統工芸展の日本工芸会総裁賞を受賞されました。
スポーツでは、専修大学松戸高等学校が春夏連続で甲子園出場を果たし、春のセンバツではベスト8、夏の選手権ではベスト16に進出しました。
レスリングでは、本市出身の須﨑優衣(すさきゆい)選手が今夏に開催のパリオリンピックの代表に内定し、車いすラグビーでも、羽賀理之(はがまさゆき)選手が副主将の日本代表チームが、団体競技としては日本勢第1号のパリパラリンピック出場を決めています。
本市在住のBMXプロライダー莊司(しょうじ)ゆう選手は、世界選手権大会のフリースタイルフラットランドで初優勝を果たしました。
大相撲では、佐渡ケ嶽部屋の琴ノ若関が、見事に大関への昇進を果たしました。
市内の子どもたちは、昨年もスポーツや音楽の分野で全国大会に出場するなど、たくさんの活躍を見せてくれました。
さて、本市は昨年4月1日に市制施行80周年を迎え、花火大会をはじめ記念行事が市内各所で開催されました。千葉県も誕生150周年の節目の年となり、記念式典などが森のホール21、21世紀の森と広場で開催され、本市および千葉県の歴史と魅力を感じていただく貴重な機会となりました。
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