■暑さ対策と未来に向けて
今年もすでに気温の高い日がありますが、猛烈な暑さの中での部活動、災害時の避難所になるなどの理由から小中学校の体育館の冷暖房化は、喫緊の課題です。このたび国からの工事費用の補助に目途が立ち、令和7年度までに小学校46校、中学校20校ほか市内の体育館の冷暖房化を一気に進めます。
「小1の壁」と言われる、登校前の子どもの居場所がなく、親が働きにくくなる問題があります。市立小中学校では地域の協力で、校内の清掃や下校時の見守り活動などを行ってきました。今年度から小学校6校で午前7時30分から始業開始まで、早く登校する児童の見守りなども行います。その他の小学校も来年度から実施できないか準備を進めます。
昨年度、市では『環境未来会議』を開催しました。この会議は無作為抽出の市民24名で構成され、地球温暖化が自分たちに与える影響や、市民が取り組むべき対策を話し合い、最終的に『地球温暖化対策市民行動プラン』としてまとめられました。プランは、「リユース・リサイクル品の衣料を積極的に購入」「地産地消で地元のものを購入し、地元の農家を応援」「移動はできるだけ公共交通機関や自転車、徒歩、カーシェアを活用して効率的に移動」などの32項目です。今年度も引き続き、これらを実施していく方法などを議論しますが、地球温暖化は市民一人ひとりの行動が一番大切だと考えています。多くの方に『市民行動プラン』を実践していただければと思います。
市が誕生した時の人口は4万433人でした。昨年度、市制施行80周年を迎え、市の人口は50万人に到達しそうな状況(5月23日現在住民基本台帳499,870人)です。到達したら、50万人目の方をささやかに祝福したいと思います。50万人到達をみんなで見守りましょう。
大相撲5月場所は13日目を終え、松戸市出身の大関・琴ノ若関改め琴櫻関(佐渡ケ嶽部屋)が健闘されています。広報まつど今号の発行時には5月場所は終わっていますが、初優勝を遂げ市民の皆さんと共にお祝いできることを願っています。
松戸市長 本郷谷健次(ほんごうやけんじ)
市民の皆さんの声を直接お聞きするため、市長専用のFAXおよび市ホームページに市長メール送信窓口を設けています。
【FAX】047-366-2301
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