訪問販売のトラブルにご注意ください

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●令和6年度　市内相談件数は262件(11月末現在)
分電盤・給湯器　屋根・外壁工事　電気・ガス

家に見知らぬ事業者が訪問し、無料の点検などをきっかけに言葉巧みに不安をあおって高額な商品やサービスをしつこく勧誘する「訪問販売」の被害相談が増えています。
「訪問販売」のトラブルで困ったときは、すぐに消費生活センターに相談しましょう!

■ケース1「古い分電盤なのですぐに交換しましょう!」
電話で「電力会社から委託を受け、分電盤の点検に行きます」と言われ、後日家に業者が訪れた。点検に応じると、「すぐに交換しないと漏電して火事になる」と言われ、交換工事の契約をしてしまったが、後日、電力会社とは関係のない業者と分かった。

▽消費生活センターのアドバイス
・「電力会社」や「市」から委託を受けていると身分を偽っている可能性があるため注意する
・不要であればドアは開けずにインターフォン越しで断る
・本当に修理や交換が必要か、メーカーや販売店などに相談する

■ケース2「瓦が壊れているのですぐに修理しましょう!」
家に「近所からお宅の屋根の瓦がずれているのが見えました」と業者が訪れた。無料の点検に応じると、瓦がずれている写真を見せられ、「すぐに契約すれば安くしますよ」と言われたので、屋根工事の契約をしてしまったが、よく考えると契約金額が高額だった。

▽消費生活センターのアドバイス
・他人の家の屋根の写真を見せてくるケースもあるため注意する
・工事が必要なときは、複数の業者から見積りを取り、金額や工事内容を比較・検討する

■ケース3「うちの会社に切り替えると電気代が安くなりますよ!」
自宅アパートに「管理会社から委託を受けて来ました」と業者が訪れた。「電気の契約を切り替えると今より電気代が安くなります」と言われたので、検針票を渡し、電気の切り替え契約をしてしまったが、実際には安くならなかった。

▽消費生活センターのアドバイス
・料金プランの説明をよく聞いたうえで契約するかしないかを検討する
・検針票の情報を元に勝手に契約を切り替えてしまうケースもあるため、検針票の記載情報は安易に教えない

◆訪問販売のトラブルを防ぐためのポイント5箇条
○其の1
電話や訪問で点検を持ち掛ける業者には安易に点検させない

○其の2
不安をあおって契約を急(せ)かされてもすぐに契約しない

○其の3
契約する前に、家族や周囲の人に相談する

○其の4
必要がない場合は、きっぱり断る

○其の5
困ったときは、消費生活センターに相談する

◆悪質商法や商品トラブルの相談は
○市消費生活センター
【電話】047-365-6565(相談専用、平日8時30分～16時)

○消費者ホットライン
【電話】188(いやや)(局番なし)へ

※しつこく居座ったり、脅迫めいた言動があるときは、すぐに110番!

市消費生活センター公式SNSで悪質商法の手口やその対処方法、イベント情報を発信しています

問合せ：市消費生活センター
【電話】047-365-6565