11月9日(木)から15日(水)まで
令和5年度全国統一防火標語「火を消して不安を消してつなぐ未来」
これからの季節は、空気の乾燥により火災が発生しやすい時期になります。住宅防火対策をしっかり行いましょう。
■住宅用火災警報器
住宅用火災警報器は、消防法により設置が義務づけられています。
住宅用火災警報器が作動したことにより、寝たばこや鍋の空だきなど、早期に気が付き火災になる前に消すことができた事例が全国で多数報告されています。まだ設置されていないご家庭は、必ず設置してください。消防職員が取付けを支援しています。
設置場所:
(1)寝室
(2)階段の上部 ※寝室が1階のみであれば任意設置
(3)台所(推奨)
交換時期:住宅用火災警報器の耐用年数はおおむね10年といわれており、設置から10年を過ぎているものは、電子部品の劣化などによる故障や電池切れにより、火災を感知できなくなる可能性が高まります。
ご自宅の住宅用火災警報器の設置年月を確認して、機器本体の交換をしましょう。
■住宅用消火器
万が一の時に備えて住宅用消火器があると安心です。「住宅用消火器」とは、一般の住宅で使用しやすいように開発された消火器です。業務用と比べて軽量化されており女性やお年寄りでも使いやすく消火薬剤の詰替えや消火器内部の点検が必要ありません。
使用期限:住宅用消火器の使用期限はおおむね5年です。(消火器本体に記載があります。)点検や薬剤の詰替えが必要ない分、業務用に比べて短くなっています。
期限の切れた消火器はリサイクルセンターや購入したホームセンターなどで引き取ってもらいましょう。
■感震ブレーカー
感震ブレーカーとは、地震の強い揺れを感知すると、ブレーカーを自動的に落しコンセントなどに流れる電流を止める器具です。
阪神・淡路大震災などでは、電気器具の転倒や停電が復旧した際、電気による通電火災が多く発生しました。このことから感震ブレーカーの設置が推奨されています。
地震による火災を防ぐため、感震ブレーカーを設置しましょう。
感震ブレーカーの種類:
(1)分電盤タイプ(内蔵型)
(2)分電盤タイプ(後付型)
(3)コンセントタイプ
(4)簡易タイプ
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