栄町消費生活相談員からのワンポイントアドバイス
■海産物の電話勧誘トラブルに注意
最近、一部の国や地域による日本産の海産物の輸入規制の強化などにより「困っているので支援して欲しい」などと電話があり、カニなどの海産物を購入しトラブルになったという相談が増えています。
▽事例(1)
母のところに「以前購入された方に電話をしています。現在日本の海産物が海外で問題となり売れない状況にあります。助けてください」と電話があった。2万円から3万円と高額だったため、母はあいまいに返事をしたようだが、電話を切ってから商品が届くのではないかと心配になり私に相談してきた。電話口で会社名を聞いたが早口で聞き取れず、事業者の電話番号もわからなかった。着信歴を見て電話をしたがコール音が鳴るだけで誰も出ない。
商品が届いた場合の対処法を知りたい。
▽事例(2)
携帯電話に着信があり「北海道の支援のために海産物を買ってほしい。北海道の事業者から仕入れている、内容も良いし損はさせない」と言われたので購入することにした。代引きで2万円支払ったが届いたものは、とても代金に見合わない物だった。
★アドバイス
・電話で勧誘を受けた際、少しでもおかしいと感じたら、きっぱり断りましょう。
・電話勧誘で契約をしたときは、クーリング・オフができます。
・断ったのに一方的に商品が届いた場合「受け取り拒否」し、代金を支払わないようにしましょう。
・心配・不安な時やトラブルになった時は相談してください。
※お困りの時は、経済環境課商工観光班までご相談ください。
消費生活相談 産業課内
【電話】33-7713
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