開室時間:9時から17時まで
10月7日はミステリー小説の先駆者であるエドガー・アラン・ポーが亡くなった日です。巧妙なトリックの裏側で明らかになる真実、最後の1ページまでどうなるかわからない展開で知的探求心をくすぐり面白く読み応えがあります。図書室では今“イチ推し”のミステリー作品を揃えています!秋の夜長にミステリー小説を読んでみませんか?
■今月の新刊
▽そこに定食屋があるかぎり
大平一枝/著 扶桑社
激安チェーン店が席巻するなかなぜ地価の高い都会で頑張るのか?絶滅危惧寸前の過酷な飲食業態、定食屋店主の踏ん張る心の内と支える客を独自の目線で切り取ったルポルタージュ。「東京の台所」著者の最新作。
▽全員犯人、だけど被害者、しかも探偵
下村敦史/著 幻冬舎
社長の首吊り死体が見つかった。それに「関わる」メンバー7人が廃墟に集められる。やがて密室のスピーカーから「48時間後に毒ガスが充満する。“犯人”だけが助かる」と流れ7人は命をかけた自白合戦を繰り広げるが…。
▽サンショウウオの四十九日
朝比奈秋/著 新潮社
伯父が亡くなった。誕生後の身体の成長が遅く心配された伯父。その身体の中にはもう1人の胎児が育っていた。それが自分たち姉妹の父。その片方が亡くなったという。そこで姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか…?芥川賞受賞作
問合せ:ふれプラ図書室
【電話】33-3385
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