栄町には四つの小学校と一つの中学校があります。今月は栄中学校について紹介します。
9月2日、県内1000か所「ミニ集会」を栄中学校にて開催しました。県内1000か所「ミニ集会」は、「学校が地域における学びや地域づくりの核となり、家庭と地域社会が互いに理解し合い、子どもの教育に協力し合う環境づくりを目指す」ために行われる会です。
今年度は、防災をテーマに開催しました。前半は、栄町消防本部の職員を講師に、生徒の避難訓練の様子を見て、講評・講話をいただきました。最高気温30℃以上の日が続く中での熱中症対策として、一次避難(机の下にもぐり安全確保)のみを行いました。講師からは、震災の際に、自分の身の安全を確保する大切さを学びました。
後半は、栄町くらし安全課の職員が講師となり、栄町の避難所開設の実情を講話していただいたのち、地域の方と中学生で、「災害発生時における一住民としての中学生」をテーマに座談会を行いました。地域の方々が積極的に発言してくださったことで、中学生も意欲的に座談会に参加することができました。各グループの話し合いの後の全体シェアリングでは、「災害時には、中学生は大きな戦力になることが分かった。自分の近所の実情(隣人に高齢者や外国人がいることや危険個所があることなど)をよく知ること。その上で実際に避難する際には、自分の身の安全を確保した上で、周りの方々の手助けをしたい。」という意見が出されました。
今回のミニ集会では地域の方々と交流することを通して、中学生も一住民として、必要とされていることを再確認できました。今後もさまざまな機会で学校公開を行っていきますので、ご支援よろしくお願いします。
問合せ:教育課学務指導班
【電話】33-7716
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