開室時間:9時から17時まで
令和6年7月に新紙幣が発行されました。肖像となっているのは日本の近代化に大きく貢献した渋沢栄一(一万円札)・津田梅子(五千円札)・北里柴三郎(千円札)です。図書室ではお札に描かれた3人に関連する本を展示しています。この機会に是非偉人たちの功績を辿ってみてください。
■今月の新刊
▽われは熊楠
岩井圭也/著 文藝春秋
慶応3年、和歌山に生まれた南方熊楠は洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。希みは学問で身をたて、この世の全てを知り尽くすこと。だが商人の父に想いは届かず…。
▽古本食堂新装開店
原田ひ香/著 角川春樹事務所
急逝した兄の跡を継いで親戚の美希喜と一緒に神保町で古書店を営んでいる珊瑚(70代)。作家志望の悩める青年や老母のために昭和に発行された雑誌を探している中年女性など店にはいろいろなお客さんがやってきて…。
▽存在の耐えられない愛おしさ
伊藤亜和/著 KADOKAWA
父の日に投稿された記事がX上で瞬く間に話題となった伊藤亜和はいったい“何者”なのか。彼女のフィルターを通して見えている世界を体感し、彼女の一端に触れることが出来る、家族、他人、愛にまつわるエッセイ集。
問合せ:ふれプラ図書室
【電話】33-3385
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