最近なんだか疲れやすい、イライラする、汗をかきやすい…。こんな症状がある方、もしかしたら更年期かもしれません。「更年期」といえば、女性の話と思われがちですが、最近では男性の更年期も話題となっています。更年期は誰でも迎える時期であり、これまでとは違った変化が体や心に現れます。
■男女別の主な更年期症状
▽女性
原因:エストロゲン(女性ホルモン)の減少
発症しやすい年齢・期間:
・40代前半から50代前半くらいまでと個人差あり
・40代後半から閉経後5年ほどで落ち着いてくる
症状:
・生活習慣病にかかりやすくなる
・肩こり、腰痛、関節痛・骨がもろくなる
・疲労感、疲れやすい・イライラ、不安感
・皮膚や排尿のトラブル・のぼせ、ほてり、発汗など
▽男性
原因:テストステロン(男性ホルモン)の減少
発症しやすい年齢・期間:
・40歳以降いつまでも
・女性の閉経のような区切りがないため自覚しにくい
症状:
・生活習慣病にかかりやすくなる
・肩こり、腰痛、関節痛・不眠
・疲労感、疲れやすい・気分がすぐれない、うつ
・集中力、記憶力の低下
・前立腺障害(頻尿など)、ED(勃起不全)など
更年期障害とは、上記のような更年期症状の中で、日常生活に支障をきたす辛い状態のこと言います。
■更年期症状のセルフチェック
気になる自覚症状が、更年期に該当するのか、セルフチェックしてみましょう
▽更年期をうまく乗り切る方法
・趣味を持つ
・体を動かす
・睡眠を十分にとる
・よく話し笑う
・健診を受ける
更年期以降は、ホルモンの影響で生活習慣病へのリスクUP。健診による早期発見が大事!!
・食生活に気を付ける
脂質の摂取を控える。良質なたんぱく質をとる。カルシウムやミネラルを多く含む食事をとる。
▽更年期に気を付けたいこと
更年期にはさまざまな症状がありますが、他の病気が隠れていることもあります。他の病気を発見し、治療するためにも、症状が辛い時は、我慢せず婦人科や泌尿器科(男性)、かかりつけの内科などに受診することが大切です。
問合せ:健康介護課健康推進班
【電話】33-7708
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