開設時間:9時から17時15分まで
今月の休館日:2日(日)・3日(月)・9日(日)・10日(月)・12日(水)・16日(日)・17日(月)・23日(日)~25日(火)
■子どもの目の健康を守りましょう
現代社会では、幼少期からスマホ、テレビ、パソコンなどの電子機器に触れる機会が多くあります。赤ちゃんは、産まれてからさまざまな刺激を受け、だんだんと視力を獲得していきます。お子さんの目をどのように守ったら良いのでしょうか。
▽赤ちゃんが「見る力」を獲得していくしくみ
生まれたばかりの赤ちゃんは光などの視覚刺激を受け取る力は十分に備わっていますが、まだ視力は0.02程度で、月齢・年齢が上がるにつれ視力は上昇し、3歳頃で0.8~1.0程度の視力になります。「見る」機能を育むためには、脳に視覚刺激に対する感受性がある時期(3か月~1歳半がピーク、6歳から8歳で消失)に刺激を受け取ることが重要で、異常があるときはその時期に治療を受ける必要があります。つまり、お子さんの視力の異常は早期発見、早期治療がとても重要です。
▽赤ちゃんの目の異常や疾患に気付くチェックポイント
・視線が合わない、眼振がある
(生後2か月位から)
・片目を隠すと嫌がる
・眼が白い
・眼がすごく充血している
・眼が極端に小さい
その他、目つきがおかしい、まぶしがる、片目をつぶる、ものに近寄ってみるなど日常生活の中で違和感を感じたら眼科を受診しましょう。
▽受けよう、乳幼児健診
出生時から乳幼児の健診では、小児科医師が眼疾患のチェックを行っています。その中でも、お子さんが視力検査に応答できるようになる3歳児健診は非常に重要です。栄町では、健診当日にスポットビジョンスクリーナーによる検査を行い、屈折異常弱視などの早期発見を行っています。
▽子どもの目の健康を守るために大事なポイント
(1)明るい部屋で過ごす
(2)正しい姿勢や距離でものをみる
(3)外遊びをする(1日2時間程度、太陽の光を浴びる)
最近では、幼少期からスマホで動画を見せることもあると思いますが、長時間近い距離でスマホ画面をみることで「スマホ内斜視」のリスクが指摘されています。幼少期に内斜視になると視力がおちる原因にもなりますので、お子さんは特に長時間の視聴は避けましょう。
問合せ:こども家庭センター(ふれあいプラザさかえ内1階)
【電話】37-7185
■健康インフォメーション
※受付時間は予約制となっておりますので、健診の個別通知をご確認ください。
問合せ:
こども家庭センター【電話】37-7185
健康介護課健康推進班【電話】33-7708
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