白井市シルバー人材センター手工芸班の皆さんが、高齢化が進む梨農家さんの身体への負担を少しでも軽減したいと「梨収穫用エプロン」を制作しました。
首や肩から袋をさげるのではなく、カンガルーのように腰に固定することで、梨をたくさん抱えても負担を感じにくい作りになっています。
Q.エプロンを作ったきっかけはなんですか?
梨農家さんから相談を受けたことがきっかけです。梨農家さんからの要望を聞きながら、収穫した梨が落ちないようにタックを入れたりして、使いやすさを求めて改良に改良を重ねてできたデザインです。
Q.苦労したことはありますか?
普段やっている小物修理とは全く違うものなので、形を決めるのに苦労しました。重さに耐えられるものに仕上がるまでがとにかく大変でした。
Q.反響はいかがでしたか?
梨農家さんからは、収穫時の必需品と言っていただけて、好評です。また、新聞にも取り上げられ、鴨川市在住の方からも注文がありました。苦労して完成させたものなので、達成感に包まれています。
Q.今後の展望を聞かせてください。
シルバー人材センターの作業内容は屋外で大変というイメージがあると思いますが、家事援助の仕事や、手工芸班のようなサークル活動もあります。もっとセンターに女性会員が増えることを願っています。
Q.市民の皆さんへのメッセージをお願いします。
手工芸班は毎週金曜日の10時から15時に活動しています。ズボンの裾上げや簡単なサイズ直し、ボタン付けも承ります。エプロンは受注生産で、1つ2,000円で販売しています。応援よろしくお願いします。
取材の詳細は「しろいまっち」に掲載中
問合せ:秘書課
【電話】401-6913
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