流星は「流星群」の極大(流星数が最も多くなる日)の頃を狙うと、見られる確率が上がります。
国立天文台によると、主な流星群は11あり、半数以上が10月~1月に活動します。この秋から冬のおすすめは、まず12月14日(木)頃が極大のふたご座流星群です。近年活動が活発で流星数も多く一晩中楽しめます。今年は月明りもありません。もう一つは年明けに活動するしぶんぎ座流星群で、極大は1月4日(木)18時頃(予想)です。夕方から宵の空を見上げてみましょう。
流星群の場合、流星のもとになる塵(ちり)は平行に地球大気に飛び込んでくるため、地上から見ると空のある1カ所(放射点)から流星が飛び出すように見えます(図参照)。流星はどの方向にも見えますが、空が広く見える場所がいいでしょう。街灯などまぶしいもを避け、安全に配慮して夜空を見上げてください。寒さ対策もお忘れなく。
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