年末の気忙しい時期ですが、晴れた夜には星空散歩はいかがでしょう。宵の東の空には、冬の星座が昇っています。三つ星が目印のオリオン座は、まだ横に寝ているため、ちょうネクタイのような形です。三つ星を上へ伸ばすと、おうし座の目玉の星アルデバラン、さらに上方には6~7個の星がまとまったプレアデス星団(すばる)が見つかります。オリオン座の下には、おおいぬ座とこいぬ座が昇り始め、冬の大三角も日増しに見やすくなるでしょう。オリオン座から北(左)へ目を移すと、ふたご座のカストルとポルックスが仲良く縦に並んでいます。ふたご座の上、五角形の星並びはぎょしゃ座です。冬の星座は明るい星が多く、今年は木星も加わってさらににぎやかです。
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