■フリマサービスでトラブルに遭わないために
事例紹介:フリマアプリで高額のブランドバッグが通常価格の半額以下で販売されていたので購入した。商品到着後確認したところ、正規品ではないとわかった。アプリの運営業者へその旨を伝え、解約したいと主張したが、既に商品が到着し開封済みであるので応じられないと回答され、解約できなかった。
コメント:フリマアプリの運営業者は個人間取り引きの場を提供しているだけであるため、当事者間で話し合うよう回答され、介入してもらえないケースが多いです。また、出品者にメールをしても一向に返信がなかったり、返信はあるが事実の認識が違うので返金に至らないという場合もあります。
フリマアプリは無料であっても、取り引き相手は業者ではなく個人のため、返品や返金も双方の合意が必要になります。
商品を確認した後、相手に評価の通知を送る流れが一般的ですが、その通知をした後で商品の状態が鮮明になり、トラブルになるケースが多く見られます。通知は取り引きが問題なく終了したという合図になるので、通知をする前に取り引き内容や商品の状態を確認することが重要です。
なお、出品者になる場合も同様にプラットフォームの利用規約、出品する側として商品の梱包(こんぽう)や状態の維持管理を注視しましょう。
※個人間取り引きの介入はできませんが、運営業者や取り引き相手に対する問い合わせを受け付けています。困った時には、消費生活センターに相談してください。専門資格のある相談員が対応します。
問合せ:消費生活センター
【電話】492-1111内線3202(毎週月~金曜日午前10時~午後4時)
場所:市役所本庁舎2階
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