簡単に儲(もう)かる? ~暗号資産の投資話に注意~
Q.SNSで知り合った人から、海外の事業者に暗号資産で投資することを勧められ、30万円を投資した。内容が複雑で不安になり、メールで返金を求めたところ、「税金がかかるので今はできない」と言われた。(60代男性)
A.SNSやマッチングアプリで知り合った人に勧められて投資をしたが返金してもらえない、保証金や税金という名目でさらにお金をだまし取られたという被害が増えています。実態が確認できないことが多く、お金を取り戻すことは極めて困難です。
暗号資産は、インターネットでやり取りできる通貨のような機能を持つ電子データで、国が価値を保証している法定通貨ではありません。
そのため、さまざまな要因によって価格が急落して損をする可能性があります。内容がわからない、不安がある場合は取り引きをしないようにし、面識のない相手の投資話は特に注意しましょう。
海外事業者であっても、国内で暗号資産と法定通貨の交換サービスを行う場合は金融庁・財務局に登録が必要です。
暗号資産や投資取引の専門の相談窓口を紹介することもできますので、困った時には、すぐに消費生活センターに相談してください。専門資格を持った相談員が対応します。
問合せ:消費生活センター
【電話】492-1111内線3202(毎週月~金曜日午前10時~午後4時)
場所:市役所本庁舎2階
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