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自治体の皆さまへ

しろいの仕事人 ~しろいの梨を支える女性のてのひら(1)

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千葉県白井市

梨の実が赤ちゃんの握りこぶしほどの大きさになった頃、白井運動公園の近くにある梨畑に6人の女性梨農家さんに集まっていただき、取材をしました。皆さん家族で力を合わせて「しろいの梨」を生産しています。
今号では、梨を主に市場出荷をしている3人を紹介します。梨を主に自宅前などの直売所で販売している3人は次号で紹介します。
大塚美穂さんは「半年前に勤めを辞めて就農しました。早く一人前になりたいですね。農機具が重く取り扱いに苦労することが多いので、省力化機械やスマート農業がもっと身近になってくれるとうれしいですね」と就農してまもないこその気持ちを聞かせてくれ、将来は梨の樹をつなげて列を作り、作業をしやすくするジョイント栽培を極めたいと元気に話してくれました。
笠井由香さんは「決められた期間内に剪定(せんてい)や摘果(てきか)などの作業を終わらせることを毎年意識しています。自然相手の仕事なので、ちょっと時期がずれてしまうだけでも管理が大変になってしまう。自然はとっても厳しいです」と話され、将来は梨の箱のデザインを手掛けてみたいそうで、映(ば)えを意識するなど女性ならではの視点を感じました。
川上恵さんは、傷付いた梨で焼き肉のタレなどの加工品を作るなど、食品ロスを出さない工夫をされています。「私たちの園では、健康な梨の木を作ることに努めています。作業は細かく技術も必要ですが、それがおいしい梨につながると信じて日々家族と頑張っています。お客様においしいと言ってもらうとうれしいですから」とほほ笑みながら話してくれました。
白井の女性が育てた夏の甘味、「しろいの梨」を今年も食べてみませんか。

詳細は「しろいまっち」に掲載中

問合せ:産業振興課
【電話】401-4631

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