自然薯には、でんぷんを分解する消化酵素アミラーゼが多く含まれ、血糖値上昇の抑制やコレステロール値の低下に効果があり、高血圧予防や美肌効果が期待されます。そんな冬の名物である自然薯を、皆さんにご紹介します。
「しろいの自然薯」は、ちょうど11月下旬から2月下旬頃が旬です。古来より薬用食物として重宝されてきた日本原産の芋で、スーパーで販売されている大和芋や長芋などよりも粘りが強いのが特徴です。
「やおぱぁく」では、白井市で生産された旬の野菜や果物を販売しています。自然薯は贈答用の箱入りと、お求めやすい価格とサイズの切り芋も販売しています。
問合せ:JA西印旛農産物直売所やおぱぁく(木278-1)
【電話】498-2007
営業時間 10:00~17:00(月曜日定休)
■しろいの自然薯の歴史
「しろいの自然薯」の歴史は、約20年前までさかのぼります。栽培は夏の特産品「しろいの梨」に負けない冬の特産品を作ろうと発足した「白井市自然薯研究会」が中心になり栽培しています。
自然薯研究会では、日々試行錯誤を繰り返し、仲間内で技術を共有しあって確立した栽培技術の下、質の良い『しろいの自然薯』をつくり続けています。
昨年の夏の猛暑で出来栄えが心配されましたが、小まめな水やりや日陰を作るなどの工夫をすることで、今年の自然薯も強烈な粘りと奥深い旨味が凝縮した味に仕上がっているとのことです。贈答用にも、ご家庭用にも、ぜひ「しろいの自然薯」を手に取ってみてください。
■おすすめレシピ とろろカルボナーラ
2022年に実施した第1回しろいまっちコンテストでは、「しろいの自然薯を使ったレシピ」をテーマに開催しました。最優秀となったレシピを紹介します。
▽材料(2人分)
・自然薯 200g
・ベーコン 100g
・牛乳 100cc
・コンソメ 大さじ1
・バター 40g
・卵黄 2個
・コショウ 少々
・ごはん 適量
・温泉卵 2個
(1)自然薯をすりおろす。
(2)ベーコンを短冊状に切る。
(3)(2)と牛乳、コンソメを加熱容器に入れ、電子レンジ500Wで1分30秒加熱する。
(4)(3)に卵黄、バターを混ぜ合わせる。
(5)(1)と(4)を混ぜ合わせ、ごはんの上にのせる。
(6)塩コショウで味を調え、トッピングとして、温泉卵をのせる。
▽自然薯のレシピブック無料公開中!
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しろいまっちからご覧ください(二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください)
問合せ:産業振興課
【電話】401-4631
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