月は、約1カ月で星座の中を巡るように地球の周りを回っています。この、月のみかけの通り道を「白道(はくどう)」といいます。月は満ち欠けしながら白道付近の惑星や明るい恒星に近づいたり、隠したり(星食)します。1月は、18日(木)に木星、21日(日)にはプレアデス星団と接近、2月8日(木)には明け方の空で金星と接近します。それ以降も接近は度々起こり、今年は火星食(5月)や土星食(12月)もあります。観望には双眼鏡が必要なものもありますが、月とその他の天体が作り出す景色を、どうぞお楽しみください。
詳しい情報は、国立天文台の「ほしぞら情報」などをご覧ください。
問合せ:プラネタリウム館
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