■合理的配慮を知っていますか
障害者差別解消法の改正により令和6年4月1日に事業者による障がいのある人への合理的配慮の提供が義務化されました。
▼合理的配慮の例
▽レストランで車いすのまま食事がしたい
椅子をどかして車いすのまま食事ができるようにした。
▽目が見えないので、買い物を手伝ってほしい
混雑していて人手が足りず、店内を一緒に回ることは難しいので、客が指定した買いたいものを持ってくることにした。
合理的配慮を提供する上で大切なのが「建設的な対話」を重ねることです。要望通りに答えることは難しくても、対象者に対するバリアを取り払う別の手段はないかと対話をし、共に対応策を考え対応する、これが合理的配慮です。
自分にとっては何でもないことや日常の風景が、誰かにとっては生活をする上での大きな障壁になっているのかもしれません。一人一人の思いやりの心や、ちょっとしたアイデアで物理的にも心理的にもバリアフリーな社会が実現していったらいいなと思います。
問合せ:障害福祉課
【電話】497-3483
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